奈良・東大寺金堂と二月堂

e0272231_18262137.jpg
滋賀・信楽高原鉄道の訪問で奈良時代に創建された紫香楽宮を知って以来、気になっていたのが奈良。
仕事以外で奈良に行った記憶は既に数十年も遡る私、丁度好い機会なので奈良・東大寺を訪れてみました。


e0272231_18265202.jpg
e0272231_19532773.jpg
奈良公園を抜け東大寺南大門で早くもその存在感に圧倒されます。
この門の両脇で東大寺を守護するのが金剛力士像(仁王像)の阿行像と吽行像。
二体の仁王像が睨みを効かせる姿は大迫力で、姿を見て泣き出してしまう子供もいるかも知れません。
門の真ん中で天井を見上げてみると、木造軸造りの複雑な木組み構造が観察できてそれも素晴らしい。
かつては朱塗りだったのが伺える南大門は、観る者によっては剥げた塗装がみず簿らしく思うかも知れません。
が、綺麗過ぎない事によって「今までに経た時間」を想像させ「貫禄を漂わせる」印象に結び付いてると感じました。


e0272231_18262898.jpg
いよいよ東大寺金堂(東大寺大仏殿)を拝観。
超巨大な金堂は威圧的にも思える存在感で、時の権力の象徴として平城京の外からも存在を示すものだったのかも知れません。
そして、この規模の重要文化財には珍しく写真撮影が許されてるのも驚き!でも直ぐにカメラを向けるのは気が引けるので大仏様にご挨拶をすませてから。
それにしても遥か昔にこんな建築物を造った奈良時代の人々は凄い技術を持っていたのですね。


e0272231_18264296.jpg
金堂(大仏殿)から少し歩いて二月堂も拝観しました。
東大寺二月堂と云えば誰もが思い浮かべる行事「お水取り」が有名です。
今年のお水取りを終えたばかりのタイミングなので、その時の松明の炭がまだ彼方此方に残っておりました。
とても有名で素晴らしい御堂ですが人が少なくて落ち着いて拝観できます。
それは金堂でも感じた事ですが、人の少なさは奈良の魅力の一つだと思いました。

e0272231_18263566.jpg
今回は東大寺金堂(大仏殿)と東大寺二月堂を拝観して終えましたが、奈良にはまだまだ訪れるべき場所が数多くありますので、また機会をつくって訪れてみたいと思います。

奈良・東大寺大仏殿(東大寺金堂)と云えば云わずと知れた世界最大の木造建築。
現代の建築木材(集積材や構造合板)をもちいた建築を木造建築の範疇に含めれば、もはや世界最大ではないらしいが、木造軸組建築(いわゆる木組みの建築)では今なお世界最大とされる。
その東大寺金堂は戦乱によって二度も完全焼失しており、現在の金堂は江戸時代に再建されたもので、更に近年も様々な修善を施され今日に至る。
ちなみに現在の姿は最初に建てられた金堂の約三分の二程の大きさであるらしい!今でも建物の大きさで圧倒的な存在感を示す東大寺金堂であるが、元の姿は更に巨大だったというのだから、これはもう唖然とするしかない!!
そして遥か昔の人々が完全焼失した金堂を「二回も建て直した(計三回建てた)」事実にも驚愕した。
僅か数百年のうちに三回も東大寺金堂(東大寺大仏殿)を建てるそのパワーの源は何だったのか?そんな所にも関心を抱いた。
今回も前知識はなく突然の思い付きで出掛けた(前知識がないぶん対面した時の驚きやワクワクも大きいのを経験で知ってるので)が、京都の平安時代よりも古い奈良時代、きっとその歴史背景と合わせて建築様式等も細かく観察していけば更に面白いのだろうとも思う。
それは奈良に通い慣れて余裕が生まれてからの楽しみにして、暫らくは奈良のスケールに圧倒される驚きを楽しみたい♪


[PR]
# by hanashigai | 2017-03-26 19:00 |  ├ 滋賀県・奈良県 | Comments(4)