人気ブログランキング | 話題のタグを見る

あ お そ ら 写 真 社  Copyright©2012-2023 あおそら写真社 All Rights Reserved.

雪景

雪景_e0272231_9191222.jpg
D300 AiAF-S80-200/2.8D Koki2670(2011) 滋賀県・大津市

鹿だろうか?
真っ白な雪の上に獣の足跡がくっきりと残されていた。
僕が美しいと呑気に切り撮る風景も、野生を生きる動物達にとってはただ厳しさに耐える季節でしかない。


雪景_e0272231_9193462.jpg
D300 AiAF-S80-200/2.8D Koki2670(2011) 滋賀県・大津市

ふっくらと積もった雪には何故だか暖い印象を覚える。
段々畑の畦に植えられた柿の樹。
凍えながらじっと春を待つイメージがあるけれど、当の柿の樹はグッスリとお休み中なのかもしれない。
春を待ち遠しい僕の気持ちが、少しだけ暖色系に色補正をさせてしまった。

京都の市内に暮らしていると、なかなかこのような風景に出会うことは少ない。
雪の量が少ない事と、野生動物が出現するような恵まれた自然環境が残る地域も極端に減ったからである。
こういった風景を撮りたい時は、失敗率を少なくするために峠を越えて滋賀県まで脚を伸ばす。

にほんブログ村 写真ブログへ にほんブログ村 写真ブログ 季節・四季写真へ

Commented by nippa0927 at 2013-02-18 12:17
名古屋は都会というほどではないのですが、自然とは縁遠いですね、おなじ国内であることを忘れそうな景観です(o^∇^o)ノ
Commented by maido-ookini350 at 2013-02-18 13:30
こんにちは。
ホントにそうですね。 野生の過酷で非情な世界であり
その地に住む人も暮らしづらい中で工夫をしているのでしょうね。
温暖な地域に住む自分は日々の暮らしに感謝せねばと改めて思います。
Commented by hanashigai at 2013-02-18 18:04

> nippa0927 さんへ
名古屋は京都に比べれば都会ですよね~!
京都の都市は小じんまりして中心以外は不便ですが、同じく自然とは縁遠いです。
どっち付かずで中途半端です(T_T)
Commented by hanashigai at 2013-02-18 18:19

> maido-ookini350 さんへ
こんばんは
きっと自然が美しく、多く残されていればいる程、過酷である事が多いのでしょうね?
それ故の美しさもありますが、自然のフィールドで写真を撮って楽しむ行為をする時は、レンズの向こう側の被写体となる世界の本質的な部分を意識して撮影に挑み、写真を残したいと思っています。
100%理解したり体験する事はなくても、想像する事で少なからずその世界を思いやって行動できると考えているんです。
僕も日々の暮らしに感謝せねばと、事ある毎に改めて思い過しています。
嬉しいコメント、ありがとうございましたm(_ _)m
Commented by sarusaM1 at 2013-02-19 05:32
先日行った郡上の雪まつり会場周辺がこんな感じですね。
積雪量の違いはありますが。
写真のような晴れた雪原だと風がなければ結構暖かいんですよね。
太陽光が雪面に反射して下からも来るので。
日が暮れた瞬間から冷えます。
サングラス無しだと目が眩みますよね(;^ω^)
Commented by hanashigai at 2013-02-19 07:36

> sarusaM1 さんへ
滋賀県のこの場所でも雪が少なくなりつつあって、どっさり積もるのは年に数回程度・・・
本格的な雪景色を撮りたければ北を目指せと謂うことでしょうね(T_T)
おっしゃるように晴れた雪原で風がなければ、春のような暖かさを感じる事があります。
でも油断してると、いつの間にか身体が芯から冷えていたりするんですよね!
梅が綻び始めましたが、まだもう少し雪の降る日がありそうですね。
Commented by croix7ley at 2013-02-20 14:12
雪の降らない大阪にいると、風景としての冬は本当につまらないもの。
滋賀まで足を伸ばすと、このような風景に出会えるのですね。
2枚目の少しだけ暖かさを感じる雪の質感と遠景の雪との対比や
木立の影などのアクセントも目を惹きますね^^
Commented by hanashigai at 2013-02-20 21:42

> croix7ley さんへ
大阪は冬は安定してますよね?夏の熱帯夜が厳しい印象があります。
大都会なので自然風景は期待できないかもしれませんが、人々の営みがあるからこその都会の風景はロマンチックですね。
滋賀県は湖西・湖北では雪が多いですよ。
峠を越えるといきなり積雪だったりするので、スタッドレスタイヤ装着でないと行けませんが。
二枚目は立木の影が落ちてて太陽の存在を感じますから、きっと暖かさを感じるのでしょうね(^o^)
僕もそんなイメージがしましたから。
実際は金属製のカメラを持ち歩くのが嫌になる冷たさでした!!
Commented by sarusaM1 at 2013-02-21 05:58
写真の滋賀県・大津市周辺は、日本海側と太平洋側を隔てる山々が低くなっていて、
冬型の気圧配置になると日本海からの雪雲が流れ込みやすい地形なんですね。
その雪雲が岐阜県の関ヶ原を通過し、名古屋に積雪する場合もあります。
郡上では冬型ではなくても雪が降ります。
17日夜から18日にかけて低気圧の通過により、まとまった雨になったと思いますが、郡上八幡では18日朝くらいまで雪で降り、十数センチの積雪となりました。
18日に郡上八幡城に登ったら(´・ω・)
雪まつりの開催された場所は標高がかなり高いですからずっと雪で降り、雪像は1日で完全に埋まってると思います。
天候が変わるのが1日早かったら・・・・
Commented by view-finder at 2013-02-21 19:12
滋賀県ってこんなに雪が積もるのですか!知りませんでした!
僕は北海道に長く住んでいたのですが、やっぱり北国育ちだからか
雪景色は今でもすごく好きなんです。
南の島も大好きだし、雪も好き・・(笑)
考えてみれば、日本ほどさまざまな風景に富んだ国は世界広しと
いえども滅多にないのかもしれませんね。
「ない」と言い切る人も多いですしね。
本当に色々な意味で素晴らしい国に生まれて良かったと最近つくづく思います。
Commented by hanashigai at 2013-02-21 20:17

> sarusaM1 さんへ
なるほど!
僕は比良山系と琵琶湖が関係しているのだろうなぁ~!?と漠然と思っていました。
そう言えば関ヶ原はゲリラ雪で有名ですよね。
此方では薄っすら積もる程度でも、郡上八幡はガッツリなんでしょうね?
雪まつりが開催される場所は「降雪量」も多いわけで・・・雪像が完全に埋まってしまうと謂うのも聞いて初めて気付かされました。
なんだかちょっと面白いですね(笑)
Commented by hanashigai at 2013-02-21 20:55

>view-finder さんへ
意外に積もるんですよ!特に湖西・湖北は雪が多いようです。
京都は鞍馬から峠を越えた花背あたりは雪が多くて、山深いので自然も多いです。
北海道は北国ですもんね?きっと本州の雪なんかでは物足りないでしょう?
北海道の厳しい冬が生み出す美しい雪景色は、想像を絶する風景なんだろうなぁ?と思い浮かべます。
南の国、北国、対極にあってどちらも捨てがたい魅力があると思いますし、その両方を体験されているview-finderさんが羨ましくも感じます。
おっしゃるように「日本の自然と風土、独特の伝統や文化」は素晴らしいと思います。
近年ようやくソレらの保存や伝承が言われ始め、国全体で少しずつでも意識され始めましたね。
完全に失ったり壊してしまうことの無いようにしていきたいものです。
Commented by view-finder at 2013-02-25 11:43
僕も全く同感です。
日本人って新し物好きな面がありますよね?
建物なんかは特にそうで、どんどん新しい建物に建て替えますよね。
欧米などは昔の建物などを大事に使うし、残そうとしますよね。
もちろん建物の作り自体が違うので、一概に言えないというか、日本の
場合は長く保存するのはすごく大変なのもわかるのですが・・・

建物だけでなく、首都圏などを見ても、どんどん自然が破壊されて
いるのがわかります。山や空き地をどんどん切り崩して新しい住宅地を
作っています。このままで良いのだろうか、といつも思います。
Commented by hanashigai at 2013-02-26 19:51

> view-finder さんへ
欧米は建築材が違うから物持ちが良いのでしょうけれど、それをひいき目に見ても、はなっから残そうという発想が無い日本は残念な部分がありますよね。
使える状態でなくても保存するってのも大切だと思うのですが・・・。
僕の住む街も引っ越してきた頃は田んぼと畑、里山ばかりでしたが、今は延々と住宅が続いています。
少し訪れてないだけで風景が一変してしまう事もあって、ビックリしてしまいますね(゜o゜;
便利になる事の恩恵を、知らず知らずに少なからず受けている僕達ですが、ソレと引き換えにする事を意識しなければならないのでしょうね?目の行き届かない所、無関心な所が多々ある部分に反省する場面が多いです。

Commented by milletti_naoko at 2019-08-04 19:57
真っ白な雪にぽつりと一本立つ木が影を落として、鹿の足跡があって。美しい写真ですね。暑い中、静かでひっそりとした涼を感じます。イタリアでは、雪山を歩くと、動物の足跡を見かけることが多いのですが、人間の足跡などもすぐ近くにあります。これは雪が絶えず降って積もるためか、雪が降り終わったまだ誰も歩かない朝に写真を撮られたからでしょうね。
Commented by hanashigai at 2019-08-05 06:34
>なおこさんへ
このポストを書いた当時は毎年ドカ雪があったものですが、ここ4~5年はガッツリ積もる雪は珍しくなりました。
写真は更に古いものですが今改めて自分の記事を見返すと懐かしいです。
雪山を歩かれるなんて凄く優雅ですね!
ポストの写真に人が入った形跡がないのは離れた所から撮ってることもあり、望遠レンズで圧縮して構図を整えてるのでわかりにくいですが、場所が「田んぼ」だからなのです。
現在が害獣よけのフェンスで田んぼ全体が囲まれてしまったので、たとえ雪が積もっても野生動物の足跡が撮れることはなくなってしまいました。
名前
URL
削除用パスワード
by hanashigai | 2013-02-18 12:00 |  ├ 滋賀・奈良・関西 | Trackback | Comments(16)