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ふだん暮らしの桜風景


今年は街なかの桜を積極的に撮ってみました。
往来する車、住宅や電柱・電線等、あえてそれらが写り込む画角と構図で。

京都に住んでいると神社仏閣の桜に注目しがちだけど、
もっと普段の暮らしに近い桜の魅力を探してみたかったのです。
ふだん暮らしの桜風景_e0272231_05044771.jpg
特に桜の代名詞とも云える「染井吉野」は、
挿し木した苗木を植えて、手入れをしないと育たない品種だそう。

そんな面倒な品種が日本中に在って、時期が来れば一斉に咲き、
誰にでも分け隔てなく桜を楽しませてくれます。

日本人が桜の季節を心待ちにして桜を愛してやまないのは、
それらの桜(多くの染井吉野たち)が、
その日本人の気持ちに、寄り添うように咲いてくれるからかも?と思いました。
ふだん暮らしの桜風景_e0272231_05083567.jpg
もちろん品種が多い桜だからそれぞれの土地に自生する桜の銘木もあるけど、日本で「分け隔てなく」を実現してくれたのは、
苗木から育った「街の桜」であるのが多いのだと思います。

日本人が桜を好きな理由なんてどうでもよい(結論なんて要らない)のだけど、
それを考えた時にこんな写真が撮りたくなったのです。

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Commented by nippa0927 at 2016-04-12 19:36
全く同感です、寄り添うという言葉にぴったりだなって・・日本人と桜はとても一体感があります
写真も素晴らしいです(* ̄▽ ̄*)ノ"
Commented by aitoyuuki32 at 2016-04-12 23:37
春といえば桜
完全に四季折々に組み込まれていますね
特に寒い冬から活動を始める春の季節
やっぱり桜は特別なんですね(^^)
Commented by revoir-dima at 2016-04-13 08:15
なるほど、確かにそう言えますね。
たくさんの種類のさくらは昔からあり、「桜」そのものの存在は変わらぬものの、今のソメイヨシノが世界に誇る存在になったのは日本人の手があってこそ。
時代に合った桜の存在を記録する。そこには確かに意味がありますね。
Commented by sarusaM1 at 2016-04-13 15:33
桜は何故か川沿いに植えられているところが多いですね。
郡上市にもそう言った桜並木が数多くあります。
というより多くありすぎてとても全部撮れません(^^;
桜は学校や公園など身近な所に植えられていますからね。
山々を見てみるとアチコチに野生の桜(ヤマザクラ)が咲いているのを見ることがあります。
誰も来ることのない山の中でひっそりと咲いて、散っていくのも良いかも知れませんね。
Commented by hanashigai at 2016-04-13 21:03
> nippa0927 さんへ
桜との関係を真面目に考えた時「日本人の心に寄り添う」という言葉が思い浮かびました。
こんな事を考えさせられる桜って凄いですよね~\(^o^)/
Commented by hanashigai at 2016-04-13 21:07
> aitoyuuki32 さんへ
やはり日本の春は桜なんですよね~。
おっしゃるように、一年の締めくくりに近い紅葉と、
一年が始まる桜は、同じように魅せられていても全く違う気持ちがあります。
桜は特別ですね♪
Commented by hanashigai at 2016-04-13 21:16
> revoir-dima さんへ
ありがとうございます。
桜並木などは自然には在り得ませんし、あれは人口的に植えたものなのに、
とてつもない美しさを魅せてくれますよね。
道路並木の桜、公園や学校の桜等を見ていると、まるでそれに携わった人達の気持ちまで見えるようです。
Commented by hanashigai at 2016-04-13 21:24
> sarusaM1 さんへ
京都も河川沿いには桜が多いですし、郡上市の長良川沿いの桜にも気づきましたよ。
やはり河川敷は定番の植樹地だったのでしょうね?
そして此方も山腹に見えるヤマザクラも多いです!
部屋の窓から見える比叡山にも淡い白がその存在を知らせてくれて、それもなんだか嬉しいです。
ソメイヨシノは樹齢が40~60年らしいですね?
今回の写真の桜は立派な木ですが、僕が京都に来た時には既に大きく育ってました。
逆算すると残り10年が限界かも・・・事実、少しずつ切られては苗木が植樹され始めてます。
各地の町の桜並木も同じような感じだと思いますから、ソメイヨシノは今が撮り頃かも知れませんね。
Commented by wara☆ at 2016-04-14 10:16 x
一枚目を見た時に「この日この場所この時間」ここに入れないのがくやしいな~って思いました。
でも放し飼いさんの写真で見れてよかったなぁ。ありがとうございます。

二枚目の写真も桜と光と水面と菜の花がすっごい奥行きを感じられて、光と影の感じとか素敵ですね。
こちらに向かって風景が飛び込んでくるみたいです。それとも光に吸い込まれそう・・・ふしぎな感覚です。

桜は「休眠打破」というように夏や冬がないと咲かないので、四季がある日本の花の代名詞になるのもわかりますよね~。
逆に言えば四季がないところでは咲かない・・・昔は単純に「春、暖かくなったら咲く」と思っていましたが、人と同じで寒い冬を乗り越えて咲く花として、より親近感や愛しさがわくのかも知れませんね。
Commented by hanashigai at 2016-04-15 21:13
> wara☆ さんへ
ありがとうございます。
「写真のマジック」といいますか、実際にこの場で見るよりも格段に鮮やかで華やかになってます。
一枚目は、実際の風景を肉眼で見ると川面に映る空は既に真っ暗だし、
国道には車が行き交い乱雑で、桜も暗~い感じです。
なので実物はガッカリしてしまうかも知れません(汗)
二枚目も「桜と光と水面と菜の花」は平凡な一風景なのですが「写真のマジック」が効いているんです。
「休眠打破」の件、お恥ずかしい事に昨年買い求めた御室桜の開花を失敗させてしまいました。
2月中旬まで室内に入れてたので「眠りから覚めなかった」んです(T_T)
来年まで生きててくれるか・・・頑張ります。
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by hanashigai | 2016-04-12 19:00 |  ├ さくら京都 | Trackback | Comments(10)