知らぬ間に・・・油断してた!

数年前から毎秋に撮っていた大モミジが伐採されてしまいました。
神社と連なって石垣が積まれた旧道添いの場所ですし、既に車の往来は無い田舎道だったので、伐採されるなんて思ってもなかった所で突然の事でした。
山の持ち主さんにとっては、伐採せざるを得ない理由があったに違いないので仕方ない事ですから、また数十年後に此処でモミジの木が季節を彩る日がやってくれば良いなと思います。

e0272231_20515980.jpg


以下は此れまでに撮ったそのオオモミジです。
e0272231_20462975.jpg

e0272231_20455150.jpg
此処の魅力は常緑樹の森に囲まれた中に一本の大きなモミジが有ること。
夏は爽やかな新緑、秋はご覧の鮮やかな黄色が楽しめ、それが深い緑の中で存在感を放っており、
枝ぶりが見事で葉も瑞々しく、風格と気品を兼ね備えた佇まいでした。

大きな幹から枝々が深く枝垂れ、なんといっても秋の黄葉が素晴らしかったのを思い出します。
そして盛夏の陽射しを適度に遮る木陰も提供する優しい憩いのモミジでもありました。

e0272231_20470833.jpg
e0272231_20474725.jpg
e0272231_20483778.jpg
e0272231_20512636.jpg
このオオモミジは「昔の風景」になってしまいましたが、数年でも接する事ができて幸せだったと感じています。

日本の秋風景と云えば「イロハモミジの紅葉」が代表的な木でそれは京都も同じです。
しかし時を遡ると「オオモミジの黄葉」が秋の主役だった時代があったそうです。

「秋に紅くなるイロハモミジ」は、平安時代が終わる頃から鎌倉時代を迎えるあたりに植樹が盛んに行われ広がったのだそうです。
イロハモミジが主流になる以前の平安時代(360年間のいつ頃までかは知らないよ)は「紅く染まらない」「秋に黄色くなるオオモミジ」が珍重されたとされ、平安貴族はわざわざ都から里山にオオモミジの黃葉を愛でに出掛けたのだそうです!

私が京都のモミジの歴史を知る事と、此処のモミジに出会うのがほぼ同時期だった事もあり「オオモミジの黄葉」こそが「京都のモミジ狩り」だと解釈し、大原の里山にあるオオモミジを「平安黄葉(へいあんもみじ)」と勝手に愛称付け親しんでいた(笑)だけに一抹の寂しさはありますが、山を管理するプロがされた事であると考えると、やがて次の世代のモミジも見れるのだろうと云う希望を持っています。


[PR]
by hanashigai | 2017-02-20 19:00 |  ├ 里の四季 | Trackback | Comments(16)
トラックバックURL : http://hanasigai.exblog.jp/tb/25392359
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by nippa0927 at 2017-02-20 20:40
致し方のない理由があれば・・それでも、切ない話ですね
Commented by sarusaM1 at 2017-02-21 00:25
伐採されてしまったのは残念ですね。
かなりの撮影ポイントだったと思いますが、
山の所有者にとっては伐採せざるをえない理由があったと思います。
ウチの裏の山も落石防止用のフェンス設置工事のため多くの木が伐採されてます。
郡上八幡インター出口から直進して長良川を渡る橋も修復工事が始まりました。
郡上大橋の工事も続いてますが、冬季は大雨などによる増水が少ないので河川関係工事が増えてます。
最近ニコニコ動画の「自然災害情報共有放送局(ニコ生) BSC24」というのをパソコン画面に全画面でつけっぱなしにして寝ています。
http://ch.nicovideo.jp/bousai-share
地震発生が瞬時に分かりますよ。
YouTubeでも見られます。
https://www.youtube.com/user/bousaishare
チャンネルによりますがコメント読み上げが有ったり、
地震発生時(小さな地震でも)に警告音が鳴るのでボリュームは小さめにしておくと良いかも知れません。
Commented by renchiyan3 at 2017-02-21 04:28
おはようございます
いつも撮っていたモノがある日突然無くなってしまうと寂しいですね
やはり写真って一期一会なんですね・・・
Commented by revoir-dima at 2017-02-21 09:10
永久的に変わらないものは無い。
なので写真は大事なのだということですね。
地球規模、人類規模に記録しておくべきものもあるでしょうが、私たち個人の生活レベルでもあります。
綺麗に色付く、立派な木でしたね。、
Commented by view-finder at 2017-02-21 13:38
こ・これは物凄くショックな出来事ですね・・・
木が腐ったわけでも傷んでるわけでもなく、どのような理由で伐採されてしまったのか
知る由はありませんが、放し飼いさんの悲しみがよく伝わってきます。

自分の身近なことで言いますと、気に入っていた桜の枝をバッサリと剪定されてしまった
だけでもすごくショックでした。
木が丸ごとなくなってしまうとなると、その悲しさは想像するに余りあります。

でも、この素晴らしい風景を写真に残すことができたのは本当に良かったですね。

モミジの歴史については全く知らなかったので、非常に勉強になりました。
今日たまたま会社でタイムマシンについて話をしていたのですが(雑談です)、
本当にタイムマシンがあったら良いなと思います。
僕は未来よりも過去に行ってみたいんです。圧倒的に。
昔の日本がどんなだったのかこの目で見てみたいし、実際に確かめたい歴史的事件や
出来事もたくさんあります。昔の人々がどのような生活を送っていたのか、ものすごく
興味があるんです!とにかく、未来よりも過去に行ってみたいです。
話が脱線してしまってすみません(笑)

そんな僕ですから、歴史に関する話題を読むと、どのような類でもテンションが上がって
しまうので、これからも京都の歴史や日本の歴史などについて色々とご教授ください!(笑)
Commented by hanashigai at 2017-02-21 18:51
> nippa0927 さんへ
理由はわかりませんがこの木を切るには、それなりの事情があったと想像できるので・・・やはり切ないです。
Commented by hanashigai at 2017-02-21 19:01
> sarusaM1 さんへ
此処は国道を逸れた所にあるので混雑もなくゆっくり撮れたのも魅力でした。
不思議なのは落葉樹ばかりが切られてしまってるように見えた事です。
京都の山道も盛んに落石防止用フェンスの設置工事をしています。
やはり安全には替えられないので致し方ない事と思っています。
そう言えば高野川でも橋を新設する工事が行われてますが、なるほど今の時期に工事する理由は、
雨などの増水が少ないからだったのですね?
実はニコ動やFC2動画は見た事が無くて・・・アカウント取るのが面倒なんです(笑)
YouTubeはよく利用します\(^o^)/
Commented by hanashigai at 2017-02-21 19:04
> renchiyan3 さんへ
こんばんは
此処は伐採については全くノーマークだったので、暫し呆然となりました。
やはり「また今度」は駄目ですね。その時に撮らなければ。
Commented by hanashigai at 2017-02-21 19:14
> revoir-dima さんへ
特に自然界と人間が接する場所は、変化の速度が著しく速いのかも知れませんね?
突然の変化はとても多くそれに気づいた時に「撮っておくべきだった」と思う事が多いです。
おっしゃるように個人の生活レベルで当たり前な事が、場所を変えれば独特の風習であったり、
思い出してみれば記録しておけばよかったと思うって多々あります。
此処のオオモミジは本当に立派な美しい木でした。
Commented by hanashigai at 2017-02-21 19:34
> view-finder さんへ
暫し呆然として、とてつもなく落胆しました。
素人の見立てですがとても元気で折れてしまう危険もなく、正直なところ伐採の理由が検討つかないです。
直ぐ横が神社ですしてっきり御神木と思っていたのと、
近くの集落にも大事にされてきたモミジだったと思うので、切られることは無いと勝手に決めつけていました。

桜の枝を剪定するって珍しいですよね!?その桜はその後、元気にしているのでしょうか?
僕もお気に入りだった立派な山桜が無残に剪定された事があり、それは信じられない光景でした。

タイムマシンの話ですが僕も全く同じ理由、日本の過去を見てみたいので「過去に行きたい」です。
歴史を変えたいとかではなく、その時代を自分の眼で見たい気持ちです♪
歴史については全く音痴なので、此方こそご教授いただければと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。
Commented by loughpaper2788h at 2017-02-23 05:29
事情があるとはいえ、その光景を長い期間楽しみにしていた方は多かったと思います。
こちらでも同様の内容を聞いたことがありますよ。。
Commented by view-finder at 2017-02-23 14:22
もしかして、道路に落ちた葉っぱの掃除をするのが大変とか、そんな理由ではないですよね?(笑)

桜の剪定は珍しいことなのですか?
僕が非常に残念に思った木は、歩道にはみ出して通行人の邪魔になったので切られてしまったのだと
思います。 成田のさくらの山公園の桜も剪定されてしまって飛行機ファンが嘆いていました。
元に戻るのに何年くらいかかるのでしょうね・・・戻っても再び剪定されてしまうかもしれませんしね。

放し飼いさんもタイムマシンがあれば過去に戻りたい派なんですね。
きっと女性は「未来」と答える人が多い気がします。
あ、でも最近は歴史が好きな「歴女」も多いので、そうでもないかもしれませんね(笑)
Commented by hanashigai at 2017-02-23 22:42
> loughpaper2788h さんへ
そうですよね。
実際にどんな事情があったのかは知りませんから「切らざるを得ない事情があったはず」と思うしかなく・・・。
そうでなければ此の立派なモミジがかわいそうですよね。
Commented by hanashigai at 2017-02-23 23:16
> view-finder さんへ
まさか!!落ち葉掃除が面倒だからなんて事はないと思います。
そもそも掃除されてた気配無いですし、もしそうなら絶句ですよね(笑)
国土地理院の航空写真では1975年に新しい道(現在の国道)を造成開発してる様子が見られそれは直ぐに開通してます。
僕が越してきた時は既に完成済みだった事から、少なくとも此処は39年以上は旧道だった訳ですし、人も車も交通の為の道として利用しない忘れ去られた道といっても差し支えない所なんで・・・伐採理由の真実は知らない方が良いのかも知れません。
うろ覚えですが桜は切り口からの雑菌混入に弱く、素人が剪定すると取り返しがつかなくなるみたいな事を聞いた事があります。
「桜伐る馬鹿梅伐らぬ馬鹿」はそれを表しているとか。
一方で桜(ソメイヨシノ)の寿命は約40年と云われててますが、それは木が弱いからでなく桜並木等で植えられる木と木の感覚が狭すぎる事から、大きく育った桜が十分に栄養を摂れなくなり弱ってしまうのだと云う説もありますよね。
今思い出しましたが30年程前の事、住まい近くの空き地に杉とクヌギの巨木が数本あり、それはフクロウの巣やムササビの巣が造られる大変立派な木でしたが、マンション建設であえなく伐採され憤りを感じました。
日本中でありそうな事ですね。
僕は未来は怖くて行けない感じです(笑)
タイムマシンが実現したら「運命や歴史を変えてはいけない法律」を上手く作らないと大変な事になりそうです。
Commented by sarusaM1 at 2017-02-26 01:28
タイムマシンは実現したら航時法のような法律やタイムパトロール的なモノが必要ですね。
ある漫画では「タイムマシンのように時間を操作するのは非常に危険なので銀河法で禁止されている」というのも有りますね。
未来への片道切符の時間旅行なら簡単に出来ると言われています。
説明すると長くなるので「光速 ウラシマ効果」で検索してみてください。
過去へ遡るタイムトラベルも理論上では可能です。
それには光速を超えれば可能だとかワームホールを利用したりなど。
今の理論では、物質を加速していくと質量が増大していくのと同じになり光速になると質量が無限大になり、それを更に加速するには無限大のエネルギーが要るそうです(^^;
広い宇宙はまだまだ未解明の所が多く、光速を超えるものが有るかも知れません。
あれだけ広大の宇宙では光速では遅すぎますから。
もし観測されれば今の理論を書き直す必要が有りますね。
ちなみにUFOは未来から来たタイムマシンだとする説が有ります。
もし遠い未来にタイムマシンが完成していれば現在にやってきていてもおかしくありません。
UFOは目撃されたりするだけで、大胆に都会に降りてきて、降りてきた人がテレビに出演なんてことはなく、
何となくコソコソとした行動するのも分かります。

スキー場に転びに、いや滑りに行ってきました。
私はほとんど滑れないのですが、
小学生くらいの子供が颯爽と滑っていくのには驚くしかありませんでした(笑)
郡上はスキー場の地元ですから郡上に引っ越したからには滑りに行きたくなります(^^)。
Commented by hanashigai at 2017-02-26 20:37
> sarusaM1 さんへ
UFOが未来から来たタイムマシンというお話し、時空を超えて行き来できる事の危険性を想像すれば、
UFOの出現の仕方も納得いく現れ方と思いました。
なるほど、面白い仮設です。
過去の人類との直接の接触は禁止されてるという事ですね。
タイムマシンは現在の地球上の技術では実現が相当に難しそうなので、今の人類にとっては「おとぎ話」「夢話」で良いと思います。
UFOが未来からのタイムマシンであれば、少なくとも相当な未来にも人類が存続できてる結果なので、
今後も平和な地球であったと希望も含めて想像できるからです。
※その平和は今現在の自分基準ですが・・・。
スキーをしに出掛けられたとの事ですから、鼻風邪の体調不良も回復されたようで何よりですね。
僕は中学生の校外学習で初めてスキーをしました。
小学生のほとんどを関東で過ごしてたので、普段から眼に見える山でスキーができるのは初めての事。
多くの同級生がガンガン滑れるのに僕はおっかなびっくりでした。
郡上の子供たちは皆さんスキーが上手そうですね?
夏は川遊びや郡上踊り、冬はゲレンデ、なんとも羨ましい限りです。

名前
URL
削除用パスワード
<< さよならカプチーノ 雪行列車 >>