長浜曳山祭と湖北の桜

久しぶりに青空が広がった4月13日、両親を連れて滋賀県湖北の桜景勝地「海津大崎」「奥琵琶湖パークウェイ」へ。
両方共に花の見頃を迎えてて好い花見となりました♪
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お昼を食べて無かったので湖の上をぐるりと回って長浜市にお邪魔する事に。
長浜駅周辺に来るとカメラ片手の人が多くて、なんとな~く賑やかな雰囲気!何故だろう!?と思っていると「長浜曳山祭り」開催中でありました。

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そうと分かれば祭を観覧しないで帰る訳にはいきません。
食事をサッと済ませて長浜の町を散策する事にしました・・・が、全く勝手がわからずウロウロしてると祭法被を羽織った子供を発見。
後をついて歩けば祭り会場だろう?と云う事で、辿り着いたのが大きく立派な山車の前。

既に大勢の観覧客と写真家が待機しており、祭衆の方に尋ねると、間もなく「子ども狂言(子ども歌舞伎)」が演じられるとの事で丁度良いタイミングでした♪
山車の周囲をぐるりと一周して何処から観ようか考え、町の方に舞台横から観るのは失礼でないか?を確認してから、正面ではなく横から観覧することに。
舞台である曳山との距離が近いので演者の表情や細かな仕草も観れそうなのと、正面より観客が少ないので動きまわって撮れそうと判断しました。
コンデジXZ-2と15-30ミリレンズのカメラだったのも理由です。

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長浜曳山祭の曳山(山車)はそれ自体が子ども狂言の舞台として造られています。
一風変わった独特の形は「下山」と呼ぶ台車、「舞台・楽屋」の真ん中の層、そして囃子演奏の部屋「亭(ちん)」の三層構造からなり、上写真の諫͡鼓山(かんこざん)からその特徴が伺えます。※諫鼓山の演者11名が勢ぞろいし座ってるので曳山の大きさが想像頂けるのではないでしょうか?
そして見るからに豪華絢爛な曳山、そのどれもが重要な歴史文化財でもあります。
例えば諫鼓山、曳山本体は1774年(安永3年)、亭は1818年(文政元年)、舞台前柱は1843年(天保14年)建造という物で、装飾の胴幕や見送り幕等も合わせて大変貴重な文化財品の塊と云えます!

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くじ取り式で一番くじを引いた壱番山の諫鼓山では、舞台幕開けの三番叟(さんばそう)が演じられました。
舞台袖を歩いて舞台に上がる三番叟の演者は、なんと若干10歳の男の子!!

そして壱番山の子ども狂言「花祭長浜城~歌劇フィガロの結婚より~」が4歳~12歳の演者たちによって演じられていきます。
この子ども狂言(子ども歌舞伎)の響きから連想してた「幼い子供達のお遊戯会的なイメージ」が、好い意味で木っ端微塵に砕かれて吹き飛ばされました。
子供たちの芝居演技は想像を遥かに超えた本格的なもので、私はすっかり長浜曳山祭の子ども狂言に魅了されてしまったのを此処で打ち明けます(人´∀`).☆.。.:*・゚

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長浜曳山祭は子供から大人まで町全体で祭をつくっているのが伺えます。

まだ幼い男子たちが演じる子ども狂言が本当に素晴らしいので、そこだけに注目しがちですが、囃子(しゃぎり)を奏でる子供達(女子も含まれる)も祭りに欠かせない存在♪赤い祭法被を羽織った囃子方が亭や曳山の周りで囃子を演奏します♪♪

そして曳山の舞台袖では祭衆の大人が子供の芝居を見守りながら、同時に舞台袖の保持をされたり、舞台裏の楽屋では衣装替えや化粧等の手伝いで忙しくされてます。
もちろん直接に祭りに関わる方々はそれだけではないのは云うまでもなく、また大勢の観衆は声援で役者の子供たちを元気づけ拍手で演技を褒め称えます。

そんな祭りを創る一体感を眺めているのがとても心地好くなると同時に、こんなに素晴らしい祭が隣県にある事を知らずにいたのが恥ずかしくなりました(汗)

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夜には山車に提灯が飾られるそうでしたが翌日の予定を考慮して、後ろ髪を引かれつつ帰路に着きましたが、花見に加えて長浜曳山祭までも楽しめたので大満足♪春爛漫の素晴らしい一日となりました。

思いがけず偶然に観覧できた「長浜曳山祭」は開催日が「高山春祭」と重なるのが悩ましいですが、また再び訪れたいです\(^o^)/
※本年はユネスコ世界文化遺産登録の記念として、15日に曳山13基全てが曳き揃いするのが注目でしたが、それには訪問できなかったのが悔やみどころであります(T_T)

長浜曳山祭(ながはまひきやままつり)は約400年を遡る歴史ある日本の祭りで、滋賀県長浜市の長浜八幡宮に奉納される春例祭(4/9~4/16)で、日本三大山車祭(京都/祇園祭・岐阜県高山市/高山祭)のひとつでもある。
1979年には国重要無形民俗文化財に指定され、昨年秋にはユネスコ世界無形文化遺産「日本の山・鉾・屋台行事(全国33件)」にも登録。

祭りの中心となるのが曳山行事。13基ある曳山(山車)のうち12基の各曳山には舞台があり、そのうち4基が毎年交替で出番山を務め曳山の舞台上で子ども狂言(子ども歌舞伎)が上演され、それが祭の軸となる行事のよう。(※狂言を上演しない曳山は暇番山(かばんやま)と云い山蔵の前に展示される)
※現在13基ある曳山は1745年(延享2年)高砂山が始めで、全ての曳山が揃うのは1829年(文政12年)の事!それぞれ如何に手の込んだ職人技がなされているかが御想像戴けるのではないでしょうか?
4月14日には出番山4基と長刀山が長浜八幡宮前へ曳行され、夜間には曳山の提灯が燈るなか各行事が進められ、その幻想的で美しい光景に魅了されるファンも多いと聞きます。

地元の方に伺った話では、曳山の一つ鳳凰山の見送り幕が京都祇園祭の鶏鉾と対(一枚を裁断して京都に売り渡した物)だったり、曳山の装飾彫金修理の多くは現在は京都の職人が手掛けているのだそう。

地元の方々からお話をお聞きし、更に資料を参考にして長浜曳山祭への興味は深まるばかり♪今季は祭りの片鱗に触れただけですから、次回はもう少し余裕をもって訪れるつもりです。

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by hanashigai | 2017-04-22 19:00 |  ├ 滋賀県・奈良県 | Trackback | Comments(6)
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Commented by dendoroubik at 2017-04-22 19:59
こんばんは!

海津大崎と長浜曳山まつりのアップ
いまかいまかと待ちかねていました!
とてもエレガントな記事でうっとり
また楽しくなってしまいました(^-^

ちょうど諌鼓山に出会われるなんてラッキーでしたね
いちばんウケもよくて人気のあるヤマで
松竹の水口一夫氏が振付をされていました
役者全員がそろった曳山を横から捉えたショットの
前に写っている白髪の男性です

次回もぜひ~~
Commented by hanashigai at 2017-04-22 23:04
> dendoroubik さんへ
こんばんは!
海津大崎・奥琵琶湖の桜が見頃で満足してた私でしたが、長浜曳山祭りとの出会いが思いがけず素晴らしく、充実度満点の一日となりました。
拙い記事ですが励みになるコメントを戴き嬉しいです。
偶然に諌鼓山の子ども歌舞伎を観覧できましたが、人気の山であるのが納得です。
振付が松竹の水口一夫氏とあって本格的な出来栄えに納得!と、知ったかぶりは止めて、素直に存じ上げていなかったのを白状いたします。
調べてみると!!!!私程度の輩では言葉にするのがおこがましい演出家の大御所なのですね。
この撮影時に、役者さんの座り位置・間隔等を細かく御指示されていたので、かなりの役職の方とは想像していましたが・・・なるほど納得です。
役者の子どもたちも、この瞬間の経験が如何に尊いものかを、時が経つほどに理解していくのでしょうね。
そして継承者の役割を担うはずです。
次回はスケジュールを立ててじっくり訪問したいと思います。
※記事文で間違いや解釈違い等、お気付きあれば御教授いただければありがたいです。今後ともよろしくお願いいたします。
Commented by revoir-dima at 2017-04-23 00:35
長浜曳山祭は、いつか行きたいお祭りのひとつです。
ただ、たくさんありすぎてなかなかたどり着けないです^^;
お写真拝見した臨場感から、ますます行きたくなってきましたね。
子供歌舞伎まであるんですね。
目を引きシーンだけでなく、見た目の主役以外にカメラを向けられているのはさすがです。
わたしはそういう写真の方がリアルを感じて好きなんです。
ここを見る限りでは、そこそこカメラ持ってウロウロしやすそうに見えます。
Commented by sarusaM1 at 2017-04-23 11:31
素晴らしい町並み、お祭りですね(^^)
長浜曳山祭は行ってみたいですが仰る通り高山の春祭りと重なります。
どちらも大混雑は間違いないのでいきなり行く気にはなれませんでした。
次の高山祭を狙ってますが、どうやって行くか?駐車場の場所など下調べが必要になってきます。
先日スマホの液晶が割れてしまったのでドコモショップに行きましたが、
「保険」をかけていたので別メーカーの同等品と交換。
そして店員のお姉さんにまんまと誘導されてタブレットを購入(笑)
また無駄(省略)。
機種代がゼロ円(2年間使う必要がありますが)の上、毎月の料金が今までと変わりません。
そのタブレットは本当に便利ですよ。
ノートパソコンより便利です。例えば出かけた先で車中泊するときネットが使えますからGoogleマップなどで大画面で調べられます。
旅行雑誌などを買う必要が無くなりますね。
しかも車の電源から充電できます。
使いこなせればその場でブログ更新できる筈です(^^)。
テレビもうつりますから退屈しませんし、災害時にも使えます。
hanashigaiさんもぜひどうですか?
Wi-Fiモデルのタブレットを持ってましたがそちらは友人に譲りました。
話が脱線してスミマセンm(__)m
Commented by 放し飼い at 2017-04-23 16:51 x
> revoir-dima さんへ
既に長浜曳山祭を御存じなのが流石です。
色々な祭りを追いかけて取材されてるので、何れは此処も訪れる事になるのでしょうね♪
子ども歌舞伎は四基の出番山がそれぞれ別の題目を上演するので、かなり見応えあると思います。
勝手がわからないのもありますが、常に先ず全体を眺めて感覚を掴むようにしてるのと、
僕も主役以外にも興味がいってしまいます(笑)
この日は正面の観覧に拘らなければ、かなりゆったり観覧できました♪
ただし14日・15日は状況が一変しそうです。
Commented by 放し飼い at 2017-04-23 17:21 x
> sarusaM1 さんへ
長浜の町は城下町の風情が残る町並みが美しく、長浜曳山祭も素晴らしい物でした♪
地元の方々も高山祭りと日付が重なるのが少しだけ残念なご様子でした。
どちらも日本三大山車祭ですから混雑は仕方ないですし、それを云っちゃうと京都の祇園祭なんか地獄ですよ(笑)そして祭りは観覧客が大勢居れば居るほど盛り上がりを感じますし、例えば郡上踊りと比べても特別に人が多いとも感じませんでしたよ。
僕はいまだにガラケーで、しかも出張撮影(初めての現場)以外では普段は持ち歩かないんです。
タブレットも便利なのは知ってるのですが、逆に便利すぎて嫌だな~と思ってしまって・・・(汗)
最初の沖縄旅行を経験してから行き当たりばったりの面白さを知ってしまったので、それからは前段階での情報も殆ど入れないようにしてるのと、情報は人に直接尋ねるのが一番面白いんです♪
普段から殆どテレビも観ませんし極力シンプルにしてたい感じです(笑)・・・でも災害時には重要な情報ツールになりそうですね\(^o^)/
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