春の樽見鉄道を訪ねて♯2

今回の樽見鉄道訪問は、本巣駅から、織部(おりべ)ー木知原(こちぼら)ー谷汲口(たにぐみぐち)ー神海(こうみ)ー高科(たかしな)ー鍋原(なべら)ー日当(ひなた)ー高尾(たかお)ー水鳥(みどり)の各駅、そして樽見駅へと順繰りに訪れました。

桜に合わせて多くのファンで賑わう木知原駅・谷汲口駅・日当駅は、既にしべ桜となってて平日なのもあってか?めっちゃ閑散としていました。
まぁ仮に桜が見頃だったとしてもそれらの駅は超人気撮影地。
そこは撮り鉄さんに任せて、私は自由に動き回って撮れそうな高科駅・水鳥駅に行くと決めていました。
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その目当ての一つである高科駅が上の写真。
桜を中心に正対した時の駅舎・車両・背景(山と空)のバランスが美しいと思うのですが如何でしょうか?
此処は頻繁に訪れられるなら季節毎の鉄道自然風景が撮れる素晴らしい駅だと思います。

そして下写真の水鳥駅には、なんと奇跡的に桜が残っていました!!此れは完全に予想外の嬉しさ\(^o^)/
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何故に撮りたい駅だったかは高科駅と反対のバランス(車両に対して桜・駅が反対になり、なおかつ背景が綺麗)だからですが、正月のロケハンで予想してなかったのは水田の水鏡ボーナス♪本当に美しいです♪♪
※ただし撮る位置に設置された害獣除けのフェンスも予想できてませんでした(笑)

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上は水鳥駅ホームから高尾駅方向を見た眺め。
両脇の桜と若葉に囲まれて走るタルテツ、全てが明るい色のまとまりに対して、それらとは対照的な濃い緑が背景にある事で前景をより印象的にしてくれました。


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上は二枚目を撮った位置から、本巣駅方面を見た写真。
車両と根尾谷の家々、自然風景を広い視野で絡めて撮れるのが此処の魅力です。

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太陽が山影に隠れてからの風景の色の移り変わりを眺め、風の感触を肌であじわい、同時に木々や土が香り、動物の声にその姿を想像する。
それらは幼い頃に祖父母の故郷で過ごした遠い昔を思い出します。
此処には五感で感じる美しい夜がありました。

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遠くの山間からボンヤリとした灯りと、鉄路を鳴らすガタゴトの音が次第に近づき、汽笛が鳴るとともにカーブから姿を現すタルテツ。
星空に包まれた駅ホームに一両の小さな汽車がすべりこみ、数十秒間の静寂の後、再び走り出して闇の隙間に消えていく様を、実像と虚像で眺めていると、あたかも自分が「銀河鉄道」の物語の中にいるような錯覚に。

思いがけず桜にも出会え、春の樽見鉄道訪問を大満足で終えました♪



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by hanashigai | 2017-04-28 19:00 | 鉄道風景 | Trackback | Comments(6)
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Commented by revoir-dima at 2017-04-28 22:37
これはまたウレシイサプライズでしたねぇ。
桜を始めどの写真も田んぼへの映り込みがメチャクチャ綺麗ですねぇ。
樽見鉄道ってこういうロケーションが多いんですね。
しかも現像の仕方がファンタジックでそれでいて芯がしっかりとしていて、さすがの上手さです。
最後の一枚なんて、まさに銀河鉄道の夜です。
Commented by sarusaM1 at 2017-04-28 23:50
水鳥駅は根尾谷断層の最寄り駅なのでココで降りましたが、
こんなに綺麗な場所とは知りませんでした。
桜がこんなに綺麗な駅だったんですね。
長鉄は沿線にほぼまんべんなく民家が建っているので「秘境駅」な雰囲気の駅が有りませんが、
樽鉄にはいくつか有りました。
大自然に囲まれた駅、その雰囲気が良さそうなんですね。
水鳥駅の夜の風景と言い、本当にいい雰囲気ですね(^^)
まさに銀河鉄道の世界。私が行った時も遠くから聞こえる汽笛の音が良かったです。
これにもっと早く気が付いていれば良かったとかなり後悔しています。
客車列車が現役の頃なら「銀河鉄道」そのまんまだっただろうと。
長鉄が観光列車を走らせたように、樽鉄も何らかの列車を走らせてほしいですね。
出来ればどこかの鉄道会社から客車や機関車を譲ってもらい、再び客車列車が走ってくれれば。
樽鉄は樽見駅が機関車付け替えできる構造の上、JRと線路が繋がってますから。
JR東海が「観光列車」を造る気が無いのが残念です。

話がそれますが、「たけしの万物創世記」という番組はご存知でしょうか?
Commented by loughpaper2788h at 2017-04-29 03:44
レトロ風の夕方から夜にかけての桜を入れての電車写真、日本の風景ですね!
GWで皆さん田舎に戻られる方も多いと思いますが大事にしたい風景だと思います。
Commented by hanashigai at 2017-04-29 20:49
> revoir-dima さんへ
もしこの駅にも桜が無ければ夜まで粘って撮ることは無かったと思います。
水鏡は正面から狙いたかったのですが、そこは採石場なので断念しました。
樽見鉄道の写真画像を検索すると、桜はもちろん四季の風景も素晴らしいので、
また機会を見つけて訪れるつもりです。
夜間も手持ちなので、かなり高感度ですがノイズ等は許容範囲に思っています。
こういう場面は輝度差がありすぎるので難しいですね。
Commented by hanashigai at 2017-04-29 21:05
> sarusaM1 さんへ
根尾谷断層は現地の断層に立ち寄って少し見学しました。
前回は全く気づきませんでしたが、今回はsarusaさんの記事で知っていたので。
水鳥駅はホームを出て線路をくぐるトンネル通路から反対側に出るとこの風景になります。
稲穂が風にそよぐ季節もきっと美しいと想像してますし、そして秋は紅葉が綺麗なのでしょうね?
樽見鉄道は駅周辺に桜が沢山あるので、ノスタルジックな単線ですし風景写真家の方々にも人気のようです。
たしかにナガテツは沿線風景に家屋が多いですが、僕はそれも好きなんですよ~。
人々の生活が無い所に鉄道を敷いても仕方ないですから。
水鳥駅の夜景は水鏡がある事で華やかさが倍増してますから、水のはられた時期に来れて良かったと思ってます。
「客車列車」の意味が分からず調べましたら、JRの特別列車が運行されてた時代があったのですね!
タルテツはセメント工場が鉄道利用を止めて、窮地に立たされながらもなんとか運行を続けているようですが、
極めて厳しい経営状況だそうでこの先の10年後に存続してるか?を危惧しています。
「たけしの万物創世記」番組名は存じてますが殆どTVを観ないので内容は知りません。
Commented by hanashigai at 2017-04-29 21:09
> loughpaper2788h さんへ
「レトロ風の夕方」上手い表現ですね♪
御想像のとおり夕方から夜にかけてを、なるべく桜の存在もあらわしながら撮りました。
ここは日本の原風景を感じる場所でとても居心地が良かったです。
本当に大切にしたい風景ですね。
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