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岩倉散歩道♯3(田舎風景浪漫)

季節は初夏、空模様は曇り時々晴、時刻は15時過ぎ・・・積雪の冬以来に地元散歩をしてきました。
岩倉散歩道♯3(田舎風景浪漫)_e0272231_12064578.jpg
引っ越してきてずっと此処から「田と桜並木と比叡山」を撮りたいと思っていました。
ただし田んぼの畦道に入らないと撮れないフレーミングなので、今まで撮れずに今期の桜も逃してしまいました。
でもこの日、地主さんから畦に入る許可をいただけました♪
※お声掛け時に畦道入口の柵を作ってる最中だったので冷や汗ものでした(笑)

何故に柵を設置してるか?と云うと、犬の散歩をさせる飼い主が糞の不始末をするせい。
草刈り機で畦の除草をすると、顔や身体に糞が飛んでくるのだそうで!とても酷いことですよね。
「飼い主が後始末してくれれば散歩くらいかまわないのに」・・・と柵で子供達の遊び場までも無くす結果に凄く残念そうでした。
撮り終わってから再びお礼を言いに行くと「えぇの撮れましたか?」「何時でも来ておくれやっしゃ」と、素敵なお母さんなんです。

岩倉散歩道♯3(田舎風景浪漫)_e0272231_12065828.jpg
此処の田んぼも田植えがされてました♪
岩倉は田舎町なのに年々農地が減って宅地化されておりハラハラしていたところ。
今季も美しい日本の原風景を見せてもらえます\(^o^)/
本当は水が張られ、それが少し落ち着いた頃に撮りたかったのですがタイミングが合わず…それでもやっぱり嬉しいです。
※この画像は二枚を横繋ぎしてパノラマ風にしてます。

岩倉散歩道♯3(田舎風景浪漫)_e0272231_12075400.jpg
前回の岩倉散歩でも撮ったフレームと構図です。
雪景の冬からガラリと風景が変わって、それが僅か数か月前なのですから、季節の移ろいの儚さを沁沁と感じます。
奥の田んぼは田植えがされてないので、もしかすると今後は宅地になるのかも知れません。

岩倉散歩道♯3(田舎風景浪漫)_e0272231_12071328.jpg
最後は約20年前のフィルム写真と共に。
フィルム時代の此処は蔵の土壁や漆喰が剥がれてて、それが時間を重ねた年輪のようで味わい深い佇まいでした。
今の写真と比べると柿の木の育ち具合も丁度好いボリュームですね。
各要素が配置バランスがとても美しく僕好みの風景です。
でも何よりも嬉しいのは「此処の田んぼがまだ現役な事」なのです。\(^o^)/

当時、ここのお爺さんが壁も蔵もボロボロで恥ずかしいとおっしゃってましたが、それも込みで「美しい風景に見えます」と返すと、大変に驚かれてた(不思議がられた)のを思い出します(笑)

おじいちゃん、今見比べてもこの時の風景はとても美しいと思いますよ♪

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Commented by きき at 2017-05-29 09:23 x
おはよーございます(o・ω・o)
お久しぶりでござる♪

ききの住む札幌にはない風景ですね。
すごくいい感じです(*´ω`*)
いつかこんな場所に住みたいなー!て
思いましたよー(*‘ω‘ *)
ではまた遊びに来ますねー♪♪
Commented by hanashigai at 2017-05-29 21:23
> きき ちゃんへ
こんばんは☆彡
ホンマ、お久しぶりやね~♪
元気にしてましたか?
札幌は都会だし、雪国だからこんな風景は無いよね。
>いつかこんな場所に住みたいなー!なんて、札幌もこっちの人が憧れる素敵な場所だよ~♪
僕の母親が北海道旭川生まれだから、北海道は親しみを感じます\(^o^)/
長い事更新無いと心配なので、たまに更新してくださいねm(__)m
Commented by sarusaM1 at 2017-05-29 22:22
今の時期の田植え後で水田に水が張られた時もいい風景ですね(^^)
天候が残念でした。
晴れていれば水田に青空が映っていたのでしょうけど。
最後の約20年前のフィルム写真と比べてみて、ほとんど変わってませんね(^^)
と同時にフィルム写真はやはり味がありますね。絵画のようです。
Commented by hanashigai at 2017-05-29 23:56
> sarusaM1 さんへ
おっしゃるとおり田植え後は暫らくは、張られた水が水鏡になって美しいです。
稲作風景は日本人の食文化の基本であり根幹である原風景とも感じていて、それを身近で観れるのは嬉しい事です。
天候はピーカン過ぎない過ぎないのを求めていたので、僕的には青と雲の表情が撮れるこの時がベストだと思っております。
水田の映る青空も魅力的ですが主題がぼやける気がしますので。
約20年前のフィルム写真、ほとんど変わらない風景が残っていたのは嬉しい事でした♪
35mm版フィルムは現在のデジタル画像と比べると解像度が低いので、見ようによっては絵画のようかも知れませんね。
フィルム銘柄を変えて写真表現を楽しんでいた頃が懐かしくもあります。
Commented by view-finder at 2017-06-05 12:49
あの冬の風景はよく覚えています。
やはり同じ場所とは思えないほど雰囲気が変わりますね。積雪があると特に
そうなんですよね。北海道に長年住んでいたので、それはすごく実感しています。

首都圏では犬の糞を始末しない飼い主は(恐らく)ほとんど居ないのですが
それはどこもコンクリートやアスファルトだからなのかもしれませんね。
人の土地(私有地)であるにもかかわらず、そこが地道や草地などだったら
飼い主も「そのままでいいや」と油断してしまうのでしょうか?
まさか「肥料になるからかえって良いだろう」なんて思っているのでは・・・

最後の写真は浪漫ですね。
僕もいつだったか、同じ場所から撮った27年前の写真と今の写真をアップ
したことがありましたが、こういうのってすごく楽しいですよね。

それにしても20年前は建物がかなり傷んでいたのですね。
石垣というのが本当にすごいです・・・身近ではほとんど見かけません。
まるでお城ですね。 日本各地にある城の古写真を見ている気持ちになります。
Commented by 放し飼い at 2017-06-05 18:56 x
> view-finder さんへ
冬の風景も覚えてて下さって嬉しいです。
積雪は冬を表現するには好い条件ですよね。あれがないと寒々しいだけの冬枯れの風景ですから(笑)
北海道・札幌はまだストーブを焚いてるそうです!やはり北国なのだと驚きました。
お恥ずかしい話、京都の住宅地や公園・田んぼ周辺では「犬の糞の始末」に対する、注意書きを彼方此方で見掛けます。
国の天然記念物に指定されてる貴重な池の周りでもお構いなしに放ったらかしだったりします。
おっしゃるように、田んぼだし・土に変えるし・雨が流すし等と云う勝手な論理でしょう。

最後の写真はコンタックスTVSですが、同時に撮ったはずのFE2の分が探し出せずに、此方を使いました。
以前、横浜の赤レンガ倉庫の記事を拝見した時、今回の記事を書いてる時に感じた懐かしさを思い出しました。
場所が違っても、こう云う類の写真は「思い出」を共有していたような気持ちにさせられます。
20年前の此処、建物の傷みがあり、お爺さんが恥ずかしいとおっしゃっていましたが、
変わらないで欲しいと思っていたので、今回見比べて大きく変わっていなかったのが嬉しかったです。
1975年の航空写真の通り「ど田舎」で農家が多い地域ですから、今でもやたらデカくて立派な家が多いです。
でも代が変わると農家でなくなる事も多く、田畑を土地を売り、周辺が小さな建売住宅地になっていっています。
根っからの田舎者の僕としては仕方ないですけど寂しいんですよね~。
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by hanashigai | 2017-05-25 19:00 |  ├ 里の四季 | Trackback | Comments(6)