カテゴリ:鉄道風景( 29 )

初秋のそら色

九月も最終週に入り、いよいよ秋の気配が色濃くなり始めました。
けたたましく夏を謳歌したセミたちに代わり、秋の虫たちのオーケストラが聴こえています。
すでに稲刈りを終えた田んぼの畦道には彼岸花が咲き秋の彩の先陣を切ったようです。
お出掛けの帰り道、大渋滞をやり過ごすために暫しの寄り道。
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18時を少し回った空が茜色に染まり、あちらこちらからコロコロ・チリチリと秋の音が♪

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ついでにJR湖西線・安曇川駅近くで夕暮れの撮鉄も。
今回はD300/ISO1000なので少々ノイズが目立ちますが、それがこのシーンにマッチしてると思いました。


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by hanashigai | 2017-09-25 19:00 | 鉄道風景 | Trackback | Comments(8)

青春50きっぷ・夏旅♯5

「美濃白鳥駅」で待つこと約2時間、11:54発・北濃行き列車がやってきました。
ここから先の下り終点「北濃駅」は未体験ゾーン、僅か10分の区間でも、どんな車窓が見れるのか楽しみです。
※此処での二時間を退屈にしてしまったのは自らのせいで反省点です。今思えば界隈の長良川沿いを散策して撮り歩きをするべきでした。

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車窓の様子を見ながら乗ってるうちに12:04終点「北濃駅」到着しました。
ホームに着くと乗客の皆さんが急いで駅舎横?併設?の食堂へ。なかなか趣のある食堂は直ぐに満席に!パック弁当を買って車両に戻る人もいて、皆さんよくご存知だと感心しました。

私は初めての「北濃駅」なので駅周辺を撮り歩きすることに。
線路脇の桜が良い感じで春の此処も素晴らしい写真が撮れそう♪そして一際に存在感を放つのが蒸気機関車運行時代に使われていた転車台。これは国登録有形文化財に指定され書類上はまだ現役なのだそうです!凄いね~!!

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自分好みの風景がたっぷりある「北濃駅」までやってくる列車は平日9本、土休日は7本、しかし「美濃太田駅」から全線を通して乗れるのは平日7本、土休日5本。そして此処着の最終電車で此処まで来てしまうと折り返し列車がないなど、なかなか難易度が高いです。でも良い風景てんこ盛りの郡上八幡駅~北濃駅なのでまた次回に車窓風景を撮りたいと思います。

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軽く散策した後、12:40発・美濃太田行きで折り返します。
車内は来るときと殆ど同じ乗客の皆さん。それぞれ思い思いに過ごした「北濃駅」での35分間、滞在は短くても思い出はデッかいですよね。

お昼を食べ損ねた私は郡上八幡駅で一旦下車。入れ替わるように大勢の人が列車に乗り込みました。麦わら帽が夏らしさを演出していました。

お腹ペコペコだけど、先ずはビール飲みた~い♪

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今年は踊りが始まる夜まで乗り鉄しようと考えての一日フリー切符購入でしたが、14時過ぎに突如友人も郡上八幡入りしたので合流、そのまま郡上八幡の町中散策になってしまい切符を完全活用とはいきませんでした。
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明けて翌日、リベンジを考えるも土砂降りの雨!
今年夏の乗鉄も晴天には恵まれませんでしたが、前回は雨で今回が曇りとくれば次回はピ-カン晴れでしょう♪また来年の夏旅を楽しみにします。

だらだら続けた「青春50きっぷ・夏旅」も今回で終わり。

目的地として郡上八幡を訪れるようになったのが2010年の夏 で、長良川鉄道の初の乗り鉄が昨年、そして全線走破がようやくの今年・・・本当にノンビリと郡上八幡と長良川鉄道沿線の散策を楽しんでいます。

此処に通い始めた頃は鉄道に殆ど関心がなかった私も、今では各地で踏切を見つけるとワクワクするようになり、配線跡を見つけるとその歴史に興味が沸くようになってしまいました。

それもこれも全ての始まりは沿線風景が素晴らしい長良川鉄道と、現役時代を知ってた鉄道の廃線が影響しているのは確実です。

まだ名前も知らない日本の地方鉄道はどれくらいあるのか?そんな事を考えると、私の長良川鉄道旅みたいなスローペースでは、到底人生が足りないでしょうけど、今後見つけた鉄道も、マイペースでじっくり接していきたいと思っています。

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by hanashigai | 2017-09-15 19:00 | 鉄道風景 | Trackback | Comments(14)

青春50きっぷ・夏旅♯4

今年も「ながてつ」で乗り鉄してきました。
昨年は雨で沿線夏風景をじっくり楽しめませんでしたが、はたして今年はどうなるでしょう。
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郡上八幡駅の駐車場に車を止めて駅へ。まだ営業時間前にも拘わらず、偶然に駅員さんがおられたので「一日フリーきっぷ」を買えました♪
07:04発の列車に乗って、いざ「ながてつ旅」開始。
肝心の空模様、郡上八幡上空は残念ながら曇り空ですが、沿線距離が長いのと、ほぼ一日乗るつもりなので晴れのチャンスもあるはず\(^o^)/

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先ずは「関駅」で途中下車。この駅までの車窓が自分好みなのと、今回は長良川鉄道本社社屋がある駅周辺の散策もしたかったのです。
20分ほどぶらぶらして駅に戻り、08:35発「美濃白鳥行き」で折り返します。
目指すは「白鳥おどり」の町♪


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運転席横は前後共に既にガッツリキープ。さらに全体的に乗客が多くて、立つ場所探しに困りながら仕方なく前方ドア前に行くと、同じように思ってか高校生くらいのお嬢さんもやってきました。
駅を二つほど進むと、その子の友人も途中駅から乗り合わせし、怒涛の「乙女の時間」が始まっていきます。
どうやら乗務中の運転手さんは合流したお嬢さん憧れの人らしく、それはそれはシャイで乙女なリアクションが炸裂されていきます!
御本人はギリ抑えてるんでしょうが、傍目には非常にわかりやすくて、彼女の周りを漂うハートマークが見えるよう٩(♡-♡ ) とても微笑ましかったです♪
お二人は駅で降りると、すかさずホームで自撮り。もちろん運転手さんとツーショットになる構図です!!シャイなのか?大胆で積極的なのか?時代遅れのオジサンは混乱しました。
それにしてもイケメン運転手さん、モテる悩みも多そう。実に羨ましい(笑)

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さて「郡上八幡駅」で殆どの乗客が下り、静か~な車内のまま「美濃白鳥駅」に到着。
ここ美濃白鳥でも「白鳥おどり・徹夜おどり」開催中ですから、町の賑わいを期待して散策するも「北濃行き」到着までの約2時間!完全に時間を持て余しました。
※目的の食堂もお休みだったみたいで…せめてビール飲みたかった~。



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by hanashigai | 2017-09-13 19:00 | 鉄道風景 | Trackback | Comments(4)

青春50きっぷ・夏旅♯3

樽見鉄道の夏の風景を追い求めて、谷汲口駅から高科駅にやってきました。
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青が栄える空と線路の向こうの山々をバックにタルテツを狙うつもりで、視界全体を見渡してから自分の正面あたりで流し撮りが決まるようにセッティングにして待機。
でも、いざ列車がやってくると流し撮り設定のまま止めカットも撮ってしまいました。
結局は序盤のカットがよい感じだった始末(笑)
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水鳥駅の午後三時、穏やかな静かな時間が流れています。
駅の周りを見渡すとツバメの親子が風を切って飛ぶ音、アブラゼミ・クマゼミに交じって晩夏を告げる蝉の声、ミンミンゼミ・ツクツクボウシが合唱し、上手く耳を澄ませば清流・根尾川の逞しい流れのこだまも聴き取れます。

そして15:04発に合わせて大垣行列車がやってきました。

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誰も乗り降りしない水鳥駅。
少しだけの停車のあと列車は再び走り出し・・・薄墨桜の並木に包まれながら消えていきます。
ディーゼル車が鉄路を進む音の響きと、視界から消える様子が完全にクロスフェードし、それが余韻となっていく心境に上手く合わせて、辺りは再び夏音が支配する世界に戻っていきました。

賑やかは五月蠅いではない、穏やかは静寂ではない、長閑は退屈ではない、そんな事を思わせられる素敵な風景が樽見鉄道沿線には在るのです。
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この美しい風景、いつまでも残していきたいですね。

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続いて訪れたのは高尾駅。
この地域の氏神様である熊野神社が駅前・・・いや、むしろ樽見鉄道・高尾駅は熊野神社の境内の一部である!そんな佇まいの駅。
こんな風景があったらいいなぁ~と私が求める鉄道風景写真の妄想が、実際に現れちょっと興奮気味(笑)
かなり暗い時間なので三脚を持ち出して撮影しました。

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樽見鉄道・夏旅の最後は再び夜の水鳥駅。春には水田水鏡に酔いしれた此処です。
夏の樽見鉄道沿線風景も本当に素晴らしく、次回は乗鉄をして沿線風景を撮りたいと思わせられる鉄道でした。



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名鉄・谷汲線・夏の妄想旅のきっかけをくださった、お母さんと息子さん。また来年の夏も再会できたら嬉しいな。

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完全に日が暮れるまで樽見鉄道沿線で粘ったのは、樽見駅前に設置された盆踊りやぐらが気になったからでした。
もしかすると盆踊りがあるかな?と期待するも・・・残念ながら別日のようで最終目的地の郡上八幡へと向かいました。

次回の夏旅は長良川鉄道です。
もうしばらくお付き合いください。

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by hanashigai | 2017-08-26 19:00 | 鉄道風景 | Trackback | Comments(4)

青春50きっぷ・夏旅♯2


夏旅♯2は岐阜県のローカル鉄道・樽見鉄道。今年冬と春、そして今回の夏で三回目の訪問になります。
初日から青空に恵まれてギンギンギラギラに照り付ける太陽が強烈に厳しいですが、私にとってはそれが心地良かったぁ~♪
なんせ京都はどんよりグレー雲が広がるばかりの今季でしたから。
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桜のシーズンは大勢の人で賑わう樽見鉄道も、夏は御覧のように閑散としています。でも私はこれを期待して遥々訪れてるので、目の前の風景は「長閑」と云う言葉に変換されるのです\(^o^)/
駅舎の日陰でうたた寝するオジサンも良い感じ♪夏の樽見鉄道風景を気ままにスナップしていきます。
今回は郡上八幡への移動途中の寄り道なので、春にロケハンして夏のイメージができている場所をピンポイントに攻めているのです。
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珍しく時刻表を見て「車移動時間」と「列車遭遇時間」を予測しながら、15:55の樽見行きに合わせて谷汲口駅に来てみると、駅ホームが人で埋め尽くされていました!!
何かの催しかな?とガイドさんらしき方に尋ねると、あるツアーのお客さん達でした。(そして尋ねた方は観光バスのドライバーさん!女性だったので大油断!!ドライバーさんこの時は大変失礼しました)
ドライバーさんは「せっかくのローカル線風景なのにすいません」と恐縮されてましたが、なかなかどうして此れもレアで好い風景ですぞ~♪

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大勢のお客さんを乗せた樽見鉄道のラッピング列車も、なんだか嬉しそうじゃないですか~。私も一緒に乗っていきたかったけど、今日は撮り鉄なので我慢我慢。列車を見送りドライバーさんとお別れして、次の目的地へ向かいました。

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上は次の目的地ではなくて、それを撮り終えてから再び谷汲口駅に戻った時のショット。18:18 樽見行きの列車です。人の眼にはまだ十分に明るい時間帯でも、ヘッドライト等の写り具合で徐々に辺りが暗くなっているのが伝わるのでわ?山間の日暮れは思ったよりも早いです!
ミンミンゼミに混じってヒグラシの鳴き声も聴こえ始めました。
私の大好きな夏の音色、そして夏が過ぎていく夏の音色、全てが愛おしく感じられる一日でした。

青春50きっぷ・2017年夏旅は♯3に続きます。


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by hanashigai | 2017-08-23 19:00 | 鉄道風景 | Trackback | Comments(2)

青春50きっぷ・夏旅♯1

青春50きっぷ・2017年夏旅のはじまり
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今年の夏旅の起点は岐阜県を走る名鉄・谷汲(たにぐみ)駅。
ただし京都から此処まで約150キロ・約3時間ほどの道のりはマイカーでやって来ました。
※今時、駅前駐車場が無料!貧乏旅の懐に大変ありがたかったです。

谷汲駅に到着すると既に赤白カラーのレトロな列車が停車中、駅の切符売り場に急ぎます。

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少し焦りながら駅員さんに尋ねると出発までまだ20分程あるとの事で、ホッと一息つきながら一先ずは黒野駅までの乗車券¥340を購入。
それから発車までの待ち時間で谷汲駅構内を見学することに♪曇りや雨が続いてたけど今日は夏の太陽と青空が気持ち良い。青春50きっぷ・夏旅のスタートに相応しい日となりました♪

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そうこうしてると赤い列車が入線してきました。どうやら赤白レトロ列車は新岐阜行で次発、先発はこの名鉄カラーが鮮やかな少しだけ新しい型式の車両で、行き先は黒野行きとなっています。

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それなら先ずは先発で黒野駅まで行き、そこで一時間ほど時間をつぶせば、次発のレトロ列車に乗り継ぎできます。
黒野から揖斐に向かおうかなぁ~と、おぼろげに考えてましたが、レトロ列車の魅力に負けました。その場の気分まかせ旅なので全然問題なしです\(^o^)/

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そうと決まればワクワク気分で赤い列車に乗車。
赤白列車と比較すれば新しく見えたけど、改めて眺めてみると此方もかなりレトロな佇まいの列車です!

真夏の正午過ぎ、私以外の乗客はいないので気兼ねなく車内を撮影しました。
整理券発券機と運賃箱は私が高校時代のバス通学でお世話になっていた物と全く同じ!これがまだ現役とは、なんて素敵な鉄道なんでしょう♪
そして今まで見たこともない木製の日よけを発見!※ここに来ると途中まで誰かが此の座席に乗っていたんですね~。
名鉄・谷汲線の車両たち素敵すぎます\(^o^)/

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さあ、発車のベルが鳴りました。2017年夏旅、いよいよスタート♪
この先どんな素敵な出会いがあるのか?それは車窓風景や、各地のグルメや、そして人との一期一会、ローカル線旅を思う存分に楽しみたいと思います。


今回のローカル鉄道を巡る旅第一弾は名鉄・谷汲線を選びました。
この谷汲駅~黒野駅を結ぶのは、もともと谷汲鉄道が大正15年に開通させた歴史ある路線。
現在は名古屋鉄道(名鉄)が運行させ、一時間に一本程とはいえ、名鉄・谷汲線/揖斐線(いびせん)黒野駅から接続して忠節駅(ちゅうせつ)まで行けば、更に名鉄・岐阜市内線に接続できるので岐阜の主要都市へ行くことができる便利な鉄道です。

途中駅からはポツリポツリと沿線に住む方々、お孫さんを連れたおじいちゃんや、部活帰りの学生さんが乗り込んで来られ、沿線の大切な交通網であるのが伺えます。
僕にとっては旅の乗り物でも、通学や通勤、岐阜市内へのお出掛けや、また生活の用足しに利用されるなど、沿線住民に愛される乗り物なのでしょうね。

いつまでもいつまでも谷汲線で変わらない夏が繰り返されると嬉しいです。



名鉄・谷汲線を知ったのは今年冬、樽見鉄道を訪れる途中の事。
しかしそれは既に廃線後の谷汲駅跡としての存在でした。

この路線を合わせた名鉄・四路線は合理化を目的に2001年9月30日をもって同時廃止となり、今は鉄道跡の一つとして当時の面影を此処「谷汲駅跡」に残しています。
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ほんの十数年前までは線路が敷かれ列車がガタゴト行き来した此処。既に線路は撤去されて雑草が生えています。
遠くの谷汲駅跡の駅舎にひっそり佇む赤い列車・赤白列車の姿が、僕には何かもの言いたげに見えて仕方ありませんでした。

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春の訪問時は窓シャッターが閉じられ寂しい改札窓口でしたが、この日は係りの方がおられ訪れるファンの姿も。
その様子をカメラのファインダー越しに眺めてると、谷汲線がまだ営業運行してるような、もしくは昔の記録映像を観ているような錯覚におちいります。

四つもの鉄道路線がまるごと一度に、自分の知らないうちに消えた事実は衝撃的で、それを知った今春、「名鉄・谷汲線」をただの廃線跡として紹介するのではなく、もう少し何かを書きたい気持ちがありつつも書けず終いでした。
きっかけを作ってくれたのは樽見鉄道・本巣駅で偶然にお会いした親子のお母さん。
約30年前に谷汲駅から丸窓列車(赤白レトロ車両)に乗り高校に通学してたと言うお話しです。

青春時代の思い出でが詰まった鉄道が消えた寂しさ。地域の人が普段の生活の為に利用しても、それが鉄道会社の利益に繋がらない事実を理解しつつ、それでも存続して欲しかった思い。一個人では廃線を止められない虚しさと、それを受け入れなくてはならないジレンマが伝わってきた時、もう一度僕の妄想の中で谷汲線を走らせたいと思いました。

もし此の鉄道が残っていたら今回の妄想夏旅は現実の旅風景となっていたに違いありませんし、廃線になるまでは僕の妄想旅のような旅を実際にされた方も多いかも知れません。
単に地方鉄道の赤字路線が消えたのではなく「日本の財産が減った」事に気づける方が国の中央にどれだけ居ることか?
そんな殺伐とした感情のなか、それでも今年「谷汲線妄想旅」と「2017年夏のリアル旅」をする事ができた私は幸せだったと思います。


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by hanashigai | 2017-08-21 19:00 | 鉄道風景 | Trackback | Comments(8)

春の樽見鉄道を訪ねて♯2

今回の樽見鉄道訪問は、本巣駅から、織部(おりべ)ー木知原(こちぼら)ー谷汲口(たにぐみぐち)ー神海(こうみ)ー高科(たかしな)ー鍋原(なべら)ー日当(ひなた)ー高尾(たかお)ー水鳥(みどり)の各駅、そして樽見駅へと順繰りに訪れました。

桜に合わせて多くのファンで賑わう木知原駅・谷汲口駅・日当駅は、既にしべ桜となってて平日なのもあってか?めっちゃ閑散としていました。
まぁ仮に桜が見頃だったとしてもそれらの駅は超人気撮影地。
そこは撮り鉄さんに任せて、私は自由に動き回って撮れそうな高科駅・水鳥駅に行くと決めていました。
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その目当ての一つである高科駅が上の写真。
桜を中心に正対した時の駅舎・車両・背景(山と空)のバランスが美しいと思うのですが如何でしょうか?
此処は頻繁に訪れられるなら季節毎の鉄道自然風景が撮れる素晴らしい駅だと思います。

そして下写真の水鳥駅には、なんと奇跡的に桜が残っていました!!此れは完全に予想外の嬉しさ\(^o^)/
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何故に撮りたい駅だったかは高科駅と反対のバランス(車両に対して桜・駅が反対になり、なおかつ背景が綺麗)だからですが、正月のロケハンで予想してなかったのは水田の水鏡ボーナス♪本当に美しいです♪♪
※ただし撮る位置に設置された害獣除けのフェンスも予想できてませんでした(笑)

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上は水鳥駅ホームから高尾駅方向を見た眺め。
両脇の桜と若葉に囲まれて走るタルテツ、全てが明るい色のまとまりに対して、それらとは対照的な濃い緑が背景にある事で前景をより印象的にしてくれました。


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上は二枚目を撮った位置から、本巣駅方面を見た写真。
車両と根尾谷の家々、自然風景を広い視野で絡めて撮れるのが此処の魅力です。

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太陽が山影に隠れてからの風景の色の移り変わりを眺め、風の感触を肌であじわい、同時に木々や土が香り、動物の声にその姿を想像する。
それらは幼い頃に祖父母の故郷で過ごした遠い昔を思い出します。
此処には五感で感じる美しい夜がありました。

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遠くの山間からボンヤリとした灯りと、鉄路を鳴らすガタゴトの音が次第に近づき、汽笛が鳴るとともにカーブから姿を現すタルテツ。
星空に包まれた駅ホームに一両の小さな汽車がすべりこみ、数十秒間の静寂の後、再び走り出して闇の隙間に消えていく様を、実像と虚像で眺めていると、あたかも自分が「銀河鉄道」の物語の中にいるような錯覚に。

思いがけず桜にも出会え、春の樽見鉄道訪問を大満足で終えました♪



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by hanashigai | 2017-04-28 19:00 | 鉄道風景 | Trackback | Comments(6)

春の樽見鉄道を訪ねて

かねてから計画していた春の樽見鉄道訪問を実現して参りました。
何故に春か?と云えば「根尾谷淡墨桜(国指定天然記念物)」の見頃(薄墨色の頃)に合わせて訪問したいオプション付きだったのです♪
そんな樽見鉄道フォトスケッチ、暫しお付き合いください。
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樽見鉄道本社がある本巣駅に到着したのが13:00過ぎ。

正月にロケハン済みですから、桜の咲き具合&空模様と睨めっこしながら訪問日を決めて再訪するだけ♪と、三月上旬には気持に余裕があったのに、結果的には見頃タイミングには合わせられませんでした。
そして、とどめは出発日の未明から明け方に掛けての春の嵐・・・桜が散ってるのを覚悟しての訪問だったのです。

そんな事もあって青空の現地に気分は (´∀`∩)↑age↑になりました。

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樽見駅で回送の車両があったので先ずはそれを見学しました。
レールのポイント切り替えを手動でされているのですね!樽見鉄道はディーゼル機関車両で運行するので、燃料給油等で普段から見れそうな場面ですが私には珍しい光景です。
係員さんが一つの作業の初めと終わりに、何度も何度も指差しで安全確認されてるのが印象的でした。

本巣駅での回送作業を見届けた後、車を沿線沿いに北上させて、今回の樽見鉄道撮影行の本番が始まっていきます\(^o^)/
暴風雨の後とはいえ、終点の樽見駅はもちろん途中の駅や沿線の町にも沢山の桜がありますから、もしかすると!?と云う若干の期待はある訳です(笑)

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が、しかし桜と鉄道風景を撮りたい思いは空しくも・・・予想どおり各駅の敷地や沿線にある桜の下は、風に飛ばされ雨で流された、まだ瑞々しい花弁がドッサリ!
でも例年と同じ開花時期であったならこの光景すら見れていなかったのですから今回は満足せねばなりません♪

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最上段左コマが根尾谷薄墨櫻。花弁は随分散っていましたが、まさに三大巨桜の一つと云える迫力の存在感!そしてただ大きいだけでなく美しい樹影を堪能できました♪
本巣駅から樽見駅までの各駅で見頃であれば華やかだろうなぁ~というのを、来年以降に向けてのロケハンと云う事で納得の今回です(笑)

そんな少し寂しい春の訪問でもガッツリ撮った駅が一つだけあります。
次回はそれをポスト致しますので、暫しのお付き合いよろしくお願いします。


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by hanashigai | 2017-04-25 19:00 | 鉄道風景 | Trackback | Comments(10)

信楽高原鉄道を訪れてみた

仕事帰りに滋賀県・信楽鉄道を訪れてみました。
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↑随分以前に夜の沿線を撮った事があるのですが、まだ明るいうちに来るのは初めての事。この時は気が付きませんでしたが当時はレールバス車両が現役で走ってたようです!
それにしてもディーゼル車のローカル線は趣があってよいですね♪

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最初は「信楽駅」を目指して国道を走っていましたが、運転中に目に入った駅が気になり一端通り過ぎるも引き返したのが「紫香楽宮跡駅(しがらきのみやあとえき)」です。
空が蒼くて「高原の鉄道駅」らしい画が撮れるタイミングだったのが気になった理由でしたが、なんだか物々しい名称の駅でした。
ホームの時刻表を見ると20分もせずに列車が来るので待つことに。
そして緩やかな坂の直線を駆け上って現れたのは、派手なカラーリングの信楽鉄道車両!(以前の記憶ではもっと地味だったのですが!!)
調べてみると今年デビューしたての「SHINOBI-TRAIN」というのだそうです。もしかするとラッキーだったのかも知れません。

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焼き物の里だけあって信楽焼狸が出迎えてくれる此処「紫香楽宮跡駅」は、滋賀県甲賀の自然に囲まれる中、絶妙なバランスで起伏とカーブと直線の線路が敷かれてるので、一回の列車通過で色々撮れそうな抜群のロケーションです。

SHINOBI-TRAINが軽やかに警笛を響かせながら、遮断機の無い踏切を通過して駅に到着。此処で誰か降りて来るといいなァ~と狙いましたが・・・一日の乗客が千人にも満たないローカル鉄道らしく殘念ながら閑散としたものでした。

右下写真の撮り鉄お父さんは大津から信楽高原鉄道を撮られにいらしたそうです。フジの単焦点高級コンパクトをお使いで渋いな~♪と思いながら楽しいお喋り時間をいただきました\(^o^)/

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撮り鉄お父さんにお勧めされた駅に向かうも・・・「吊橋を渡って行く駅」の吊橋が予想以上に高い橋で、ユラユラ揺れる橋にビビって駅に到達できませんでした(汗)駅チカの家のお父さんに、車を停めさせて貰うまでしたのに情けなかった(T_T)下から見た時は「楽勝やん♪」って思ったんだけど・・・(^_^;)

で仕方ないので国道から見えた「勅旨駅(ちょくしえき)」に立ち寄ると、此処が思いの外イイ感じの佇まいでした。

今回はたまたま思いつきの寄り道でしたが、此処も時間を掛けてゆっくり撮り歩いてみたい鉄道でした。
季節は新緑から真夏の頃の昼間が好だろうな♪きっと高原鉄道に相応しい画が撮れると思います。

偶然に立ち寄った「紫香楽宮後駅」の話し。
元々は「信楽」ではなく「紫香楽」だったのを、近代に読み書きしやすく変えちゃったんだろうなぁ、なんて思っていました。
しかし帰宅してから調べてみると、それは僕の早とちりのようです。
正倉院時代の文書に「信楽」表記が登場するも、「紫香楽」表記は見当たらず、日本書紀を編纂(へんさん)した続日本紀(平安時代に書かれた奈良時代の歴史資料)に初めて「紫香楽」の名が出て来るのだそう!
とすると編纂時に何かの理由で「紫香楽」に替えた事になるのが推察できます。
もちろん「信楽/紫香楽」の何方にしたって相当に古い時期の表記には違いないですが、最初に使われたのが「信楽」だったらしい事が意外でした。
そして驚いたのは「信楽宮/紫香楽宮」は、奈良時代に「都」に定められ栄えた歴史がある土地だったこと。
それは今の長閑な風景からは想像もできない事実でした。

思いつきの寄り道で奈良時代まで遡ってタイムトリップできたのが面白かった一日でした。

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by hanashigai | 2017-03-20 19:00 | 鉄道風景 | Trackback | Comments(10)

大人の雪遊び♯2

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1.2. 湖西道路入り口の様子。この時点で敦賀方面行きは殆ど止まったまま!で、大津・京都方面行きもかろうじてノロノロ動く状態。帰宅ラッシュと重なった大雪で混乱したようです。
3.4. 国道添いのJR湖西線・蓬莱駅で。特急サンダーバードが雪を巻き上げながら通過していきます。雪煙の向こうに灯る赤いランプに旅情を感じながらのショット♪

マキノに向かうつもりで出掛けたこの日、湖西道路入り口にある道の駅で道路情報をモニターすると、国道161号・高島の観測点で数珠繋ぎの大渋滞!下道で暫らく進むもそこも渋滞し始めたので諦めました。
引き上げるにも下道も動きが鈍い・・・>時間が勿体無いので蓬莱駅で暫しの撮り鉄に興じる事に\(^o^)/

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この駅は初めて訪れました。
普段は殆ど叡電を撮ってるので、JRの長~い駅ホームは眼に新鮮に映ります。
屋根の無い部分は軽く膝下あたりまで積もってて、歩くとフワフワの新雪をかき分ける感じです。
特急が通過すると雪煙が良いかも♪と思い待つこと十数分・・・一回の通過で私もカメラも雪まみれになったので退散(笑)それも経験ですね\(^o^)/


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by hanashigai | 2017-02-03 19:00 | 鉄道風景 | Trackback | Comments(8)