信楽高原鉄道を訪れてみた

仕事帰りに滋賀県・信楽鉄道を訪れてみました。
e0272231_23360772.jpg
↑随分以前に夜の沿線を撮った事があるのですが、まだ明るいうちに来るのは初めての事。この時は気が付きませんでしたが当時はレールバス車両が現役で走ってたようです!
それにしてもディーゼル車のローカル線は趣があってよいですね♪

e0272231_20131835.jpg
最初は「信楽駅」を目指して国道を走っていましたが、運転中に目に入った駅が気になり一端通り過ぎるも引き返したのが「紫香楽宮跡駅(しがらきのみやあとえき)」です。
空が蒼くて「高原の鉄道駅」らしい画が撮れるタイミングだったのが気になった理由でしたが、なんだか物々しい名称の駅でした。
ホームの時刻表を見ると20分もせずに列車が来るので待つことに。
そして緩やかな坂の直線を駆け上って現れたのは、派手なカラーリングの信楽鉄道車両!(以前の記憶ではもっと地味だったのですが!!)
調べてみると今年デビューしたての「SHINOBI-TRAIN」というのだそうです。もしかするとラッキーだったのかも知れません。

e0272231_20131095.jpg
焼き物の里だけあって信楽焼狸が出迎えてくれる此処「紫香楽宮跡駅」は、滋賀県甲賀の自然に囲まれる中、絶妙なバランスで起伏とカーブと直線の線路が敷かれてるので、一回の列車通過で色々撮れそうな抜群のロケーションです。

SHINOBI-TRAINが軽やかに警笛を響かせながら、遮断機の無い踏切を通過して駅に到着。此処で誰か降りて来るといいなァ~と狙いましたが・・・一日の乗客が千人にも満たないローカル鉄道らしく殘念ながら閑散としたものでした。

右下写真の撮り鉄お父さんは大津から信楽高原鉄道を撮られにいらしたそうです。フジの単焦点高級コンパクトをお使いで渋いな~♪と思いながら楽しいお喋り時間をいただきました\(^o^)/

e0272231_20133285.jpg
撮り鉄お父さんにお勧めされた駅に向かうも・・・「吊橋を渡って行く駅」の吊橋が予想以上に高い橋で、ユラユラ揺れる橋にビビって駅に到達できませんでした(汗)駅チカの家のお父さんに、車を停めさせて貰うまでしたのに情けなかった(T_T)下から見た時は「楽勝やん♪」って思ったんだけど・・・(^_^;)

で仕方ないので国道から見えた「勅旨駅(ちょくしえき)」に立ち寄ると、此処が思いの外イイ感じの佇まいでした。

今回はたまたま思いつきの寄り道でしたが、此処も時間を掛けてゆっくり撮り歩いてみたい鉄道でした。
季節は新緑から真夏の頃の昼間が好だろうな♪きっと高原鉄道に相応しい画が撮れると思います。

偶然に立ち寄った「紫香楽宮後駅」の話し。
元々は「信楽」ではなく「紫香楽」だったのを、近代に読み書きしやすく変えちゃったんだろうなぁ、なんて思っていました。
しかし帰宅してから調べてみると、それは僕の早とちりのようです。
正倉院時代の文書に「信楽」表記が登場するも、「紫香楽」表記は見当たらず、日本書紀を編纂(へんさん)した続日本紀(平安時代に書かれた奈良時代の歴史資料)に初めて「紫香楽」の名が出て来るのだそう!
とすると編纂時に何かの理由で「紫香楽」に替えた事になるのが推察できます。
もちろん「信楽/紫香楽」の何方にしたって相当に古い時期の表記には違いないですが、最初に使われたのが「信楽」だったらしい事が意外でした。
そして驚いたのは「信楽宮/紫香楽宮」は、奈良時代に「都」に定められ栄えた歴史がある土地だったこと。
それは今の長閑な風景からは想像もできない事実でした。

思いつきの寄り道で奈良時代まで遡ってタイムトリップできたのが面白かった一日でした。

[PR]
# by hanashigai | 2017-03-20 19:00 | 鉄道風景 | Comments(10)