新緑の東福寺へ

最高気温が31℃に迫ろうかと云う夏日に、涼を求めて東福寺さんをお参りしました。
先ずは青もみじの海に向かい日下門から臥雲橋に歩きます。
臥雲橋まで青もみじのトンネルが陽射しを遮ってくれとても涼しい♪
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午前中に訪れれば人も少ないけど、今日は臥雲橋から空の青も撮りたかったので午後からと決めていました。
そんな事よりも昨年の今頃なら観光客はまばらだったのに今季は結構な人です!ようやく青もみじの美しさも周知され始めたのかも知れませんが、個人的には「せめて新緑から夏は京都人に楽しませて」と密かな気持ちが(笑)
まぁ、それでも秋の超大混雑とは比較にならない程に空いてますから十分に楽しめますけどね。

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秋は黄から朱まで幾重もの色に包まれる此処、今の季節は緑一色に染まります。
木の種類による濃淡の差はあれども視界一面が緑色に統一されてとてもダイナミックで爽やか。
その色が瞳に優しくも鮮烈な新緑色なのですから、僅かな時期だけに観れる四季彩を有難く愛でさせていただきました。

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通天橋は御覧のとおり人がまばら!もちろん今の時期でも常にではなく丁度そんなタイミングでした。
此方から臥雲橋を眺める・・・正確には臥雲橋を撮ると空は真っ白になるけど、それは承知の上なので眺めを楽しみながら開山堂に。
開山堂はお堂と庭園を眺める方々で普門院の廊下(縁側?)に人がびっしり!此処は腰を下ろしてじっくり過ごせるので人気なのです。
私は早々に次の目的地へ。

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せっかく東福寺に訪れたなら是非とも拝観したいのが東福寺・方丈です。
方丈は明治14年に焼失し、それから9年を経て再建がされ今に至ります。
方丈を囲んで東西南北に配置された庭園は再建後から更に年月が経った昭和14年に完成。

なるほど!あまりにも有名な方丈のモダン庭園は、その造園された時代背景を想像すると、庭師の前衛的な解釈や試みが許され、それを思う存分に表現できるタイミングだったのかも知れません。
私が述べるのもおこがましいですが、もちろん闇雲にデザインしたのではなく、全ての造形に仏教を表現されているのは云うまでもありません。
そして独特の佇まいから日本モダニズム庭園の先駆的存在に捉えられおり、世界的にも有名だそうで、そんなお庭が身近にあるのは幸運なことだと思います。

前知識無しに庭師の解釈・想像・意図した表現を感じるのは、私では全く精進が足りていませんが、意識して拝観する事で観えてくる世界があるかも?なんて、そんなふうに思いながら東福寺方丈の庭園を拝観しました。

なんでもそうですが物事は到達点が同じでもアプローチが全く同じとは限りません。
むしろ千差万別です。
それぞれが選んだ道を進んで、その道中で経験を積み目指す場所に辿り着けば好いと思っていますし、また辿り着けなくとも、目指したか?意識したか?は、自分に取って重要なプロセスです。


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新緑の東福寺で、今年も素晴らしい時間を過ごしたと実感いたしました。


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# by hanashigai | 2017-05-24 19:00 |  ├ 寺社仏閣めぐり | Trackback | Comments(6)