台風21号の爪あと

9月4日の台風21号は各地に大きな被害をもたらし、京都もその例外ではありませんでした。

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その後既に10日以上経過した京都は、まだまだ各地で復旧作業が続けられており、9月14日に訪れた下鴨神社「糺の森」もその真っ最中であちこちで倒木が残り、立ち入り禁止地域もある状況です。
※下鴨神社参道・駐車場など既に復旧され安全にご参拝いただけます。

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倒木などが撤去された「糺の森」参道は、やはり無残な姿に。参道を覆う大木の多くが、倒れたり折れたりしたため空が丸見えの状態になっていて、境内東側を囲む木々も多くがなぎ倒されてしまいました。

これは人間目線を排除して言えば、森の世代交代を促す自浄作用の意味もありそう。
なぜなら「今回の台風被害=時の成りゆき」は自然そのもとも言えるから。
だけど日々手入れをされ景観を守られてきた此処の「人間にとって心地よい景観」は、そのぶん人の手が入り過ぎてるがゆえに「本来のありのままの姿」ではない「人口化した過保護な森」「脆弱な森」の姿が露呈した光景でもありました。

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下鴨神社境内の人工物はまた作り直せば良いだけなので全く深刻ではありません。
しかし倒れた巨木達を立て直す事は不可能ですから、以前の姿を取り戻すにはかなりの年数・・・すなわち若木が育つまでの数十年~百数十年~数百年単位の時間が掛かってしまいます・・・なぜなら脂ののった働き盛りの中年の樹木が居ないのです。
健全な世代交代がされる「本物の森」では幼木~老木まで居ますから、順次木々が伸び育ち、たとえ木が倒れても長い年月を掛けて朽ち、肥沃な土壌になる為の肥しになり命を繋ぐサイクルに貢献しています。
自然の森では倒木も微生物や動植物を育てるので、全く無駄無く森(環境)を創るのだけど、景観のみを優先した「人口の森」では倒木は撤去されるので、本来の森をつくる自然サイクルにそうした木々が貢献できないのが残念ですね。
※こんなふうに言いながらも下鴨神社と糺の森はやはり都会(京都)のオアシスであり、既に通常どうり参拝できますので、是非とも皆さまに足を運んでいただいと思います。

ここで完全な余談だけど数年前まで「糺の森マンション建設」でもめた件について少し。
その建設予定地は当時既に森でなく「アスファルトで固められた駐車場」と「コンクリート建築の神社研修施設」が整備され、その周囲に樹木がある程度の場所でした。
なので「糺の森」をうたい「環境破壊反対・マンション建築反対」を掲げて部外者がもめる事に、当時から大きな違和感がありました。
なぜなら時の現状が「既に破壊された汚い景観」なのに「それの維持」を唱える意味が本当に全く理解できなかったのです。
市条例を守り近辺の景観にも配慮した富裕層向け高級低層マンションとして整備されれば、「地域の美観確保にも貢献」し、近隣の整頓・清掃がゆき届くわけですし、さらに言えば、不動産所得税・事業税・固定資産税都市計画税・登録免許税・所得税・法人税などなど、それまでの法人優遇措置が無くなるので、市の税収に繋がるのもメリットなわけです。
建築反対する方々が「糺の森と近隣の美観保持作業を日々されていた」・・・百歩譲って「建築予定地の美観保持活動を日々されてた」なら聞く耳持てますが、それにしたって建設予定地が汚く荒れ果ててたのは事実なのです。
マンション完成前と完成後を見比べればその違いは明らかで、今の方が格段に綺麗になったのが事実。
あの騒動はいったい何を危惧されての事だったのか?と深く思う今日この頃です。

今回の台風、我が家付近では4日の13時半くらいから徐々に風が強まり14時を過ぎる頃には猛烈に見舞われました。
窓の外は、ほぼ真横向きに雨が降り、看板やトタン板が強風に舞い、道路標識が根元から倒されていく光景。
我が家はベランダ設置のエアコン室外機が倒れ、さらに鳩除けネットを支える角材柱が折れてバタバタとあおられる状態!折れたネットが飛ばされ自室のガラス窓を割る可能性もあるので、ベランダに出てその支柱をアルミワイヤーで固定しました。
その時刻14:30くらい・・・最大瞬間風速を記録してたあたりの事です。
横開きの窓サッシなのに風圧で押し付けられ開かない!ようやくベランダに出ると強風で一歩進むのも苦労する状態!さらに自分の腕を思うように動かせないレベルの猛烈な強風での作業!
「柱を針金で巻いて固定する」ただそれだけの事が凄く難しく、油断すると風で身体が飛ばされる、そんな恐ろしさを始めて体験した次第です。
そして一夜明けて停電が復旧し各地から映像情報が入ってくると、その被害は甚大で「風」の恐ろしさを改めて知る事となりました。

十数年に一度あるか?の巨大台風に見舞われた京都、我が家近辺は14時半頃(翌11時頃に復旧)から停電になり、19時にもなると部屋の中はかなりの暗さで、20時には外も含め辺り一帯が真っ暗になり、電池式LEDランタンやLEDランプで灯りを確保しました。
その「灯り確保」時に便利だった物を紹介します。
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1画像・ライトスタンドに小型LEDランプを養生テープで巻き付けて天井に向けて灯している様子(停電当日撮影)
2画像・それの部分アップ(※後日撮影)
3画像・100均アルミ保温シートの上に置いたことで光を上方向にも拡散させている様子(停電当日撮影)
4画像・LEDランタンをライトスタンドに引っ掛けて使っている様子(停電当日撮影)

●LEDランプー=小さい・軽い・強力な光として重宝(100均にあり)
●ライトスタンド=自在に持ち運びできるので、ランタンやランプを部屋の好きな場所&高い位置に吊せる
●養生テープ=ランプをライトスタンドに固定する(100均にあり)
●カラビナ=使う時は腰ベルトループに引っ掛け、使わない時は壁かけなどに吊るしておける(100均にあり)
●結束バンド(タイラップ)=物をまとめる(100均にあり)
●アルミ保温シート=光の反射板として応用・冬は身体の保温に使える(100均にあり)
●アルミ自在ワイヤー(アルミ針金)=ランプを吊るすのに役立つ(100均にあり)
●太陽光充電式バッテリー=USB接続電源として利用

ランプを高い位置に設置して光を天井に反射させると、部屋全体に光が拡散し十分な明るさを確保できるとともに、ランプを低い位置に置くような眩しさがなくて心地よい環境を作れます。
写真撮影用機材のライトスタンドは高さが自由に伸縮するので反射具合も調節でき、また軽いので持ち運びも簡単で今回の停電では重宝しました。
普段は折りたたんで収納できるますし、Amazon等では数千円と安価ですから1~2本あると便利です。キャンプなどにも使いまわしできますね♪


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# by hanashigai | 2018-09-18 12:00 | オヤジのたわごと | Trackback | Comments(2)