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写真撮影について改めて考えた日

八月最後の週末「仕事後り→友人と合流→郡上八幡へ→車中泊→踊り参加」の予定で、再び郡上八幡へ行ってきました。
そのレポも含め予約更新分を飛び越しての今回のポストです。

八月の最終日、仕事を終えてから一旦帰宅して片付け・シャワー・着替えを済ませ再び撮影散歩へ。
清水界隈を歩いたのは七月下旬が最後だったので意外に久しぶり。
快晴だったので陽射しは暑かったけど、日陰に隠れれば随分と涼しくて夏の終わりを感じました。

写真撮影について改めて考えた日_e0272231_14500822.jpg
ほんの一週間前ならギラギラの太陽が高い位置にあった時間帯なのに、今は既に夕焼け色に染まり始める。
随分と日が短くなったと感じながら石塀小路を歩くとある物が目につきました。

それは道沿いのあちこちに貼られた「撮影禁止」の札!(゚∀゚)

民家の間を縫うように敷かれた石畳の生活路である石塀小路は、京都風情を感じる趣ある路地なので大勢の観光客が散策しながら写真も楽しみます。
そして観光客など一般の方々の他にも、ウエディング前撮りや観光舞妓さん随行などの商業撮影隊も頻繁に見かける場所でした。
それらはロケーションが良い場所では今どき当たり前のような光景ですが、ここでは「写真撮影=迷惑行為」と捉えられていたらしく、いつの間にか石塀小路での「写真・映像撮影は一律禁止」の事態に発展したのでしょう。

此処は他府県からの移住民である私にとって「京都らしさを感じる佇まい」として大好きな場所の一つ(それこそ現地に住んだ事もあるほど)で、もちろん私も通る度に個人的なスナップ撮影を楽しんでいましたが、今後は撮れなくなってしまい凄く寂しいです。

どこで撮るにもマナーにはかなり気を使っているつもりですが、振り返ってみればそれも「撮る側の思い込み」・・・要するに「此れだけ配慮してるのだから撮影させろ!」的な「撮る側の勝手な言い分」「身勝手なマナー」に捉えられてた可能性を否定できません。

石塀小路の「撮影禁止」貼り札を見て「俺は関係ないよ」とスルーできないショックを受けてしまい、この件をきっかけに改めて「写真撮影のマナー」を考えた次第です。

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Commented by nippa0927 at 2016-09-01 19:30
難しい問題ですね、観光都市ならなおさらの事、自分はどれだけマナーを守っているのか分かりませんが、僕らの目にもとんでもない輩はいるわけで・・そこに住む人の立場も・・でも、ショックな話ですね
Commented by sarusaM1 at 2016-09-01 19:50
撮影禁止になってしまったのですか・・残念です。
あまりにも数多くの観光客が押し寄せて、住民だけでは手に負えなくなった形ですね。
それにより何らかのトラブルがあったのかも知れません。
観光地とはいえ人々が生活している場所。
そこを撮らせていただいている気持ちが大切だとおもいます。
世界遺産・白川郷でも同じ問題が発生してます。
住民が生活している家に勝手に入って写真を撮ったり。
これは京都市に相談してみるしかないですね。
条例で撮影禁止が決まったのか、そうでないか。
観光客はネットに載っていた美しい町並みの写真に魅力されて集まってきますから、
このままでは観光客減少にもなりかねませんね。
京都市がどう判断するかですね。
そういえば京都には地元の人がガイドするツアーは有りますか?
ガイドさんでも撮影禁止でしょうか?
郡上八幡には地元の人のガイドがいます。
もちろん記念撮影もしてくれます。

郡上八幡にいらっしゃったのですか?
連絡くだされば一緒に行ったのですが・・・。
9月3日の踊り納めには行きます。
先週末は台風10号の動きなどで天候が全く読めず実家から動けませんでした。
台風10号東北・北海道に大きな被害を出してしまいました・・(-_-;)。
今日台風12号が発生。
気象庁のページです
http://www.jma.go.jp/jp/typh/
18時の時点で
中心気圧 990hPa
中心付近の最大風速 23m/s(45kt)
なんですが、気象衛星見ると
(この画像は2分30秒間隔で撮影されていて動画で見ると凄いです)
http://www.jma.go.jp/jp/gms150jp/
眼がクッキリとしており、とてもそんな程度の台風には見えないんですが・・。
台風の勢力は風を基準にしており、
比較的勢力が弱い台風でも災害クラスの豪雨災害を発生させます。
脱線・長文スミマセンm(__)m
Commented by hanashigai at 2016-09-01 22:51
> nippa0927 さんへ
そうなんです。
「自分はどれだけマナーを守れてるか」がつきまといますもんね?
三脚禁止やフラッシュ禁止等なら限定的ですし理解できますが「撮影禁止」はかなりショックでした。
Commented by revoir-dima at 2016-09-01 23:03
え!?撮影禁止になったんですか!!??
以前話したかもしれませんが、住民と前撮りチーム(日本人)と揉めてるのを目にしました。
その脇で観光客が楽しげにスナップ撮ってたんですが
「あれはいいのか!」
「スナップはいいけどウエディングはダメ!テレビや映画もちゃんとアポとって許可だしてる。あんならないでしょ!」
「スナップが良くてウエディングがダメの違いを説明しろ」
「ダメはダメ、一律そうしてるからあんたらだけイジワルしてるわけやない!」
まぁそんな感じのやり取りでした。
前撮りチームはふてくされてどっか行きましたが、要はそういうことの繰り返しだったんでしょうね。
本当に残念です。
張り紙無視して撮影する気にはなれませんので、事実上二度と撮れないってことですね。
はぁ〜、、、
Commented by hanashigai at 2016-09-01 23:19
> sarusaM1 さんへ
撮影禁止までには何らかのトラブルがあったのだと思うのですが、
それが何なのか?は気になる所です。
おっしゃるとおり何処の観光地でも普段の生活がある場所ですし、
「お邪魔させてもらう」気持ちと「迷惑行為」をしない心構えを持つのが大切ですね。
僕の綿好きな沖縄の離島でも民家敷地に侵入して写真を撮る行為がたまにあるようでした。
条例などによって拘束力があるわけではないと思いますが、「近隣の方々の意思表示」が、
明確に表明された事は重大と感じています。
個人的には「観光客減少」は願ったり叶ったり(笑)なのですが、「撮影禁止」は一時的に訪れる観光客よりも
京都に暮らし京都を撮影フィールドにする僕には大ダメージです。
地元の人がガイドするツアーは有るようですよ。
撮影禁止の札には限定条件がありませんので全て禁止と捉えるべきと思っています。

先日の郡上八幡は仕事後だったのと友人が一緒でしたので、自分達だけで楽しみました。
と言っても、実は踊りまで身体が持たなかったのです(-_-;)
詳しくは後日レポするのでまた覗いてくださいね。
台風10号は東北・北海道で猛威をふるい大きな被害が出てしまいました。
まさかあんな所まで勢力を保ったまま行くとは思いもしませんでした!
12号は何事もなく消えてくれますようにと願うばかりです。
Commented by hanashigai at 2016-09-01 23:45
> revoir-dima さんへ
なんと、そんな事があったのですね!?
商業撮影の許可問題も少なからず原因になってそうですね?
しかし現場でもめる「プロ」が居るとは・・・(@ ̄□ ̄@;)!!
しかも、もめかたが子供ですやん!
商業撮影の場合は何処のロケ地でも撮影許可がいる事が多いのは常識なんですが・・・。
それにしても「一律禁止」になってしまったのは残念ですね?
商業撮影を取り仕切る窓口連絡先を札に表記して、許可腕章をつけて貰う等の対応をすれば解決するのですが・・・。
おっしゃるとおり、張り紙を無視して撮影はできないので二度と撮れない事になりました。
悔しいですね。
Commented by view-finder at 2016-09-02 18:35
う~ん・・・これは非常に驚きました。と、同時にとてもさみしい気持ちになりました。

まず大前提として、撮影禁止と書かれていても法的な根拠というか、法的に規制
されているわけではないから撮ることはできると思います。

これと非常によく似た状況として東京の谷中銀座商店街があります。
まだ谷中銀座のほうが撮影禁止にしたい理由はなんとなくわかるんです。
でも、京都のこの場所で撮影禁止にするのはおかしい気がします・・・正直な気持ちとして。

公共の場所を撮影禁止にするのは絶対に反対です。
時代の記録すら残せないことになってしまいますからね。

もちろん撮る側にマナーが求められるのは当然のことですが。

あくまでも僕個人の意見ですが、ウェディングフォトのように、
広いスペースを専有してしまうような撮影はNGなのではないかと。
個人が(1人きりで)スナップ撮影することすら禁止するなら、それは狂ってると思います。

ただ、具体的な線引きが難しいから(面倒だから)もういっそのこと
全部まとめて禁止にしちゃえ、みたいな少々乱暴な措置になっている
だけかもしれませんね。 そのうちまた変わるかもしれませんよね。

いずれにしましても、写真を趣味にしている人間として、そして
放し飼いさんの撮る京都の写真をいつも楽しみにしている人間として
ものすごく残念なことです。
Commented by hanashigai at 2016-09-02 23:09
> view-finder さんへ
そうなんです!とてもさみしい気持ちになりショックを受けたのです。
撮影禁止の札を貼った近隣住民の方々も「法的拘束力」が無いのは百も承知で、マナーの無い撮影者たちへの訴えなのだと思いました。
それ程までに「写真を撮る行為が敵視された」経緯があり「撮影行為=全て敵」になった事は、写真を生業にしてる僕にとって大きなショックでした。

貼り札はこの界隈の通りの電柱と賛同されるお店やお宅の玄関に貼ってあります。※貼ってないお宅や店もあります。
個人の家屋や敷地内を「撮影禁止」にするのは理解できますが、公共の通路まで「撮影禁止」の対象にしてるのは珍しいですし、
view-finder さんの御指摘や感想がもっともですし共感しています。
解釈を広げると日本の何処でも撮影ができなくなるわけですから。

一方で「商業素材」を撮影する場合に限れば、此処では「許可申請窓口を設け明確な規定を設けるのが必要」な時代だとも思います。
規定・規制のない中、ゲリラ商業撮影で儲ける業者があり、近隣住民は迷惑だけ掛けられる事態も現実に起こっているのが京都の町の現状です。
それは海外の業者(殆どが中国)も多く含まれクルーも機材も大掛かりな分、目に余るのだと感じました。
景観を守る為の付近住民の御努力もある中、その労力に直接貢献しない者たち・・・少なくとも営利目的の業者を潤わす為ではないのは明確ですから、
それを排除したくなる近隣住民の感情は理解できます。
その対策が「線引きが難しい(面倒)ので全部まとめて撮影禁止」だと想像しますが、「マナーある人は気付けば撮らないで立ち去る」=「少しは静かになる」という大ざっぱな対策になってしまってます。
それは問題を起こす「貼り札に気付かない人(注意の及ばない人)、気付いても無視する輩」が対象であるのに、
それら対象は効き目がなく、本当に大事にするべき人達だけを排除してしまう可能性が大きいのが今回見掛けた「撮影禁止」の札と感じました。

僕自身は「気付いた以上、札があるうちは此処では撮れない」と思っていて、何故なら「気付けない人や無視する輩」とは同じ類にされたくないからです。
やはり寂しい感情しかないですね。
Commented by wara☆ at 2016-09-04 14:01 x
え・・・そんなことになってしまったんですね!!
今までは歩くだけだったけど、前回京都に行った時は人が少なかったのもあり写真を撮りながら散策したので尚更ショックです。
『撮影禁止』そのものも当然ショックですが、そういうことになってしまった経緯を思うと・・・よほどのことが、しかも継続的にあったのかなぁ?と思うと。
せっかくの素敵な小路なのに・・・国内外から来た人が京都らしい思い出を持って帰れる場所なのに・・・と思いましたが、そこに住む人からしたら生活の場ですもんね。
なぜこうなってしまったのか。
なかには今回の結果だけ見て文句を言う人も出てくるでしょう。
マナーを守っている人からしたら、とばっちりみたいなものですし。
だけど、もっともっとみんなが良く考えないと、今後『住人以外通り抜け・立ち入り禁止』になる可能性も出てくるかもしれません。
そんなことにならないよう、そしてまた『撮影禁止』が解除になるといいんですけど・・・。

Commented by hanashigai at 2016-09-04 17:50
> wara☆ さんへ
この時に見掛けた「撮影禁止」の札は小さく目立たないので、
僕のように周囲を観察しながらフレーミングをする人でないと見過ごしてしまうかもしれません。
と言うことは wara☆さんのように散策しながらスナップする方々を積極的に対象にはしていないとも捉えられます。
おっしゃるとおり「撮影禁止」にする経緯があったのは事実であると思いますし、
調べてみると「商業撮影のクルー」との揉め事は随分以前から多かったようです!
もちろんそれらの方々だけが原因とは断定できませんが「この界隈で迷惑な撮影行為が頻発した」事実はあるようで、
こんな結果になってしまい殘念ですね。
流石に「通りぬけり抜け・立ち入り禁止』までは・・・いや、そう願う近隣住民の方々もおられるでしょうね!!
それにしてもまさかの事態です。
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by hanashigai | 2016-09-01 19:00 | オヤジのたわごと | Trackback | Comments(10)