カテゴリ: └ 八重山チャージ( 28 )

八重山チャージ♯9

沖縄県石垣市の竹富島で最も有名な祭行事と言えば「種取祭(タナドウィ)」です。
残念ながら私は種取祭を見た事がないですが、竹富島のお祭りは旧暦で開催されるので、なかなかタイミングを合わせて見るのが難しいです。

今回ご紹介する「ユーンカイ(世迎え)」と「結願祭(キツガン)」は、2006年秋の竹富島旅行で運よく見物できました。

2002年から2010年まで毎年、春と秋の年二回通っていたにも関わらず、この行事に遭遇したのはこの時が初めての事!とても貴重な体験でした。
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ユーンカイはニライカナイからの神々、ニーラン神を迎える儀式。西桟橋とコンドイ浜の間にある「ニーラン神石」で神司(カンツカサ)が神々を迎え入れる儀式(新しい世を迎える儀式)を執り行った後、島の中に神々を招くというもの。

祭り奉納ではなく島の重要な儀式なので好き勝手に撮れるものではなく、特に夜中から明け方に行われる儀式は、それに関わる島民以外は立ち入り禁止であった。

写真上:浜でニーラン神を迎え、御嶽を参拝した後、神々を連れて島集落の仲筋井戸(ナージカー)へ向かう神司。
写真下:仲筋井戸前で神々を歓迎して踊るガーリの様子。

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竹富島の祭りと云えば「種子取祭(タナドウィ)」を真っ先に思い浮かべますが、それに次ぐ大きな祭行事なのが「結願祭(キツガン)」です。

結願祭は一年の願い(五穀豊穣)が成就した感謝を捧げ、願い解きをする祭事で、神司が23か所の拝所を回り夜通し祈りを捧げることから始まります。
島全体で「前の願いが叶いました」と感謝を伝え、また新しくお願いするのは素晴らしい習慣ですよね。

翌日の清明御嶽前では「始番(シバン)」や「芋掘り狂言(ンープリ)」などの狂言や、島の3集落から舞踊が奉納されます。

写真上段:あいのた集落から奉納された「赤馬節」の様子。
写真下段:見物に集まる島民と各舞踊奉納の様子。




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by hanashigai | 2018-02-17 19:00 |  └ 八重山チャージ | Trackback | Comments(2)

八重山チャージ♯8

前回の 八重山チャージ♯7 と同じテーマ「十五夜祭(ジュングヤー)」をひき続きポストします。
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十五夜の芸能奉納が行われる竹富島小中学校へ向かう直前、あいのた集落(東集落)の祭り衆全員で記念ショット。

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竹富島の三集落から学校グラウンドに集まった祭衆が、それぞれの旗頭を打立てそれを合図に十五夜祭が始まっていきまます。
写真手前から「いんのた集落(西集落)の双龍旗頭」・「なーじ集落(仲筋集落)の緋鯉旗頭」・「あいのた集落(東集落)の太陽旗頭」が堂々と並び、風にはためく姿が勇壮で素晴らしい。

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開会の挨拶のあと先ずはガーリが踊られ続いて板戸芸能の奉納へ。
板戸芸能は「あいのた集落・宝船」・「なーじ集落・福の神」・「いんのた集落・七五三」と「竹富公民館・ブナジナー」・「竹富青年会・ツナヌミン」島内集落と部会がそれぞれ演目を披露し祭り会場が大いに盛り上がりを見せる。

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それぞれの芸能奉納を終えると、グラウンドの東西に大綱が渡され居合わせた観覧者も加わって大綱引きがされる。その大綱引きは東西(雄雌)の勝ち負けでその年の豊作を占うらしいが、どっちが勝っても最後の最後に全員でガーリを踊り、例年以上の豊作を祈願して万時めでたしという具合♪実に竹富島らしい素敵なお祭りが「十五夜祭(ジュングヤー)」なのです。

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十五夜祭りは台風が多い時期でもあり、全ての行事を滞りなく行えるとは限らないのだそうだ。天候によっては中止もある(例えば昨年2017年は三年ぶりの開催だったそう)ので、この年に全ての行事を観れたのは本当に幸運だったと思います。





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by hanashigai | 2018-02-09 19:00 |  └ 八重山チャージ | Trackback | Comments(10)

八重山チャージ♯7

沖縄県石垣市竹富町に属する…いや八重山諸島の一つ、竹富島のお祭り「十五夜(ジュングヤー)」は子孫繁栄と健康を願う祭り。
竹富島も含め八重山地方のお祭りは旧暦開催が殆ど!旅行で訪れた私が見物できたのは本当にラッキーでした♪

※突然に竹富島のお祭りなのは10/29から本日31まで、竹富島最大の祭り「種取祭(タナドウィ)」が開催されてたから。と、お祭り記事連投の流れに此れも乗せました(笑)
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「東集落(アイノタ)」の旗頭「太陽頭(ティダチカラ)」を先頭に祭衆が集落を練り歩きあいのた会館を目指す。

竹富島には東集落の他に「西集落(インノタ)」「仲筋集落(ナージ)」が在り、各集落にそれぞれの旗頭があります。
祭り行事は同時進行なので一人での同時撮影は物理的に不可能、自分がお世話になってる宿集落の旗頭を撮らせて貰って大満足でした♪

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あいのた会館前で旗頭を掲げるのも習わしです。
島内観光の水牛者が珊瑚砂の道を過ぎていき、八重山情緒たっぷりの風景が目の前に!

会館前の宝印帆の横に小さく写る人物は、沖縄写真家の大塚勝久氏。
同じ宿に宿泊でしかも相部屋!数日を過ごす間、個人レクチャーをいただきラッキーな時間を過ごしました。

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真っ青な秋空に向かって高く掲げられていくティダチカラは、まさに太陽が空を駆け上がり新しい世が始まっていくような荘厳な光景!まさか竹富島の中で御来光を拝めるとはラッキーではありませんか♪

フィルムカメラのニコンF3とニコンFE2で一枚一枚を巻き上げながら撮っていた時代で懐かしいです。

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この時はアイノタ集落の宝船が新らしくなった年で、組み立てと飾り付けの様子も見物できました。
この宝船は琉球地方伝統の漁船・サバニ造船職人さんの手造りと云う、かなり本格的な造りの船との事。


祭り法被を見ても分かりますが竹富島の祭りはとてもカラフル♪南の島の鮮烈な色彩が各所に感じられます。力強い太陽や鮮やかな木々・花々などは勿論、集落の家々も含めた島の風景色に負けて馴染んでしまわないように、ビビットな色使いがされてるのが印象的でした。




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by hanashigai | 2017-10-31 19:00 |  └ 八重山チャージ | Trackback | Comments(4)

八重山チャージ♯6 sanpo


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竹富島・コンドイビーチの高気圧ガール(この時のお姉さんです。


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お世話になる方の御厚意で竹富島をぐるっと遊覧\(^o^)/
なかなか無い貴重な経験でした♪

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サバ二(沖縄地方伝統の形をした船)が夕日の中で美しい光景でした。
2006年の鳩間島・コンデジで撮影。

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僕のリクエストで浅瀬に入ってもらいました。真冬の今に見ると寒々しい写真ですけど、秋の竹富島は凄く暑いんです。
ちなみに2017年の海開きは3/18だそうですよ!!

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遠くに見えるのは西表島。本当は手前に小浜島もあるのですが写真ではわかりませんね(^_^;)
竹富島・西桟橋の先端から撮影。

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同じく竹富島・西桟橋から。
手前の濃いシルエットが小浜島で、奥の薄いシルエットが西表島です。
※海面の表情は画像加工で遊んでみました。

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石垣島を横目に高度が上がっていく時、島で過ごした時間の余韻を感じながら寂しくて切なくなるんですよね。
此れは旧石垣空港(写真左上に滑走路がみえます)から飛び立ち上昇旋回中の写真。
石垣島白保に新空港が開港したので、今となっては二度と撮れない写真なのも切ない(涙)



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by hanashigai | 2017-02-10 19:00 |  └ 八重山チャージ | Trackback | Comments(8)

八重山チャージ♯5



星砂が有名なカイジ浜は猫が多いことでも知られています(ΦωΦ)

ここは島内ツアーのコースに含まれており人の往来が激しいので、人物がフレームに入らないように暫く粘ってようやく撮れたショットです。
フィルムカメラのFE2+AF-S80-200/2.8で連射はしてません。
でも良いタイミングで撮れたと満足しています。

その後、毎年(春・秋の二回)訪れる度に同じように粘ってみましたが、この雰囲気はこれっきりなので私には貴重なショットなのです♪

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2003年に撮った写真をスライドコピーしてPCでレタッチしてます。
ポジフィルムのままだともう少し赤っぽいので、その赤みを抑えつつ海の青も出しました。




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by hanashigai | 2016-09-24 19:00 |  └ 八重山チャージ | Trackback | Comments(6)

お疲れさま「和みの塔」

竹富島の「なごみの塔」
2003年から2010年までの幾つかの写真です。
島を一望するここからの眺めは素晴らしく、西表島・小浜島・黒島も眺めることができました。
この塔が今月17日に封鎖されたと知り、思い出にふける事となりました。

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ゆがふ館からのお知らせ

1953年(昭和28年)に建立された「なごみの塔」が老朽化に伴い、今年9月17日をもって登降禁止となり階段が封鎖され、竹富島の景勝地、島を見渡すシンボルとしての役目を終えました。

この「なごみの塔」は竹富島西集落の自治体である「いんのた会」で管理されてましたが、塔の老朽化で安全が確保できかねるなか、5・6名も登って写真を撮るなど、来島者のマナーの悪さが目立つことから、安全面を最優先とし、今月14日「いんのた会」月例会で、登降禁止にすることを決定しました。
「なごみの党」修復や今後に登降できる塔にするかは全く未定だそう。
老朽化に拍車を掛けた一つが来島者の心無い行為との事で、登降禁止は殘念ですが仕方ない措置だと思います。
私は良い時代の竹富島に訪れられて本当に幸運でした。

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by hanashigai | 2016-09-21 19:00 |  └ 八重山チャージ | Trackback | Comments(18)

八重山チャージ♯4

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竹富島は昼間もキラキラと華やかでいいけど

夜はもっといいんだな♪

日帰りだなんて勿体無い!
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by hanashigai | 2015-06-24 22:00 |  └ 八重山チャージ | Trackback | Comments(4)

コンドイビーチホテル(仮称)開発計画 八重山チャージ♯3

ここ数ヶ月、事態のゆく末を憂慮している事の一つに「竹富島・コンドイビーチの大規模リゾート開発計画がある。
これには島全体の民意として、正式に事業計画の開発不許可を沖縄県担当部署に要請したとのこと。


島に暮らす方々が望む観光事業なら仕方ないが、そうでない以上は是非ともこの開発計画の中止を願いたい。

既に設備の整ったリゾート施設は石垣島・西表島・小浜島に充分に在るし、竹富島にも既に立派なリゾート宿泊施設はちゃんとあるのだ。
また新たに自然環境を破壊してまで大規模リゾート宿泊施設はいらないと思う。

僕にとって竹富島の魅力は「ほんの少しの不便(都会に比べてだが)と引き換えに、此処にしか無い自然の中で長閑で美しい八重山時間を過ごせる」こと。

美しい八重山時間とは、ちょっと抽象的で分かり難い表現だけど「豊かな自然・継承される伝統文化・島に根ざして暮らす島人(しまんちゅ)・それらが魅力で訪れる旅人」の全てがバランス好く在る事で形成される「島時間」である。
もちろんリゾートホテルで過ごす時間も贅沢で素晴らしいが、それは既に他の地にいくらでも存在する。
先に述べたように、この島オンリーの「島時間」を味わえればそれで好いのだ。

新たなリゾートが完成すれば、その島時間が壊れるのは簡単に予測がつくこと。
長年通った八重山諸島の中でも一番の思い入れある島だけに、その姿が「島の人達が望まない形に変わる」のはとても悲しい事。

2016年6月着工と聞いているが、今の島の様子が気になるところだ。

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コンドイビーチの浜側から撮影

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コンドイビーチの海側から撮影

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コンドイビーチの浜側から撮影

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コンドイビーチに続く田舎道で撮影

上の写真は全てコンドイビーチ周辺で撮影したもの。
竹富島は実に多くの蝶が生息し「蝶の楽園」とも云われる島。
それは島の人達が過剰な便利を犠牲にして守り共存してこられた事で授かった賜物である。
今進んでいるリゾート開発工事中での自然破壊。
完成後は施設内・周辺の「植木等で形成された擬似自然」と「歪んだ自然空間(虫が寄り付かない)」を守るために多量の防虫・殺虫剤等が散布され、蝶(もちろん全ての生物の)の生息環境が破壊・縮小されてしまうのは明らかだと想像する。

私は海の上を蝶が舞うのを初めて竹富島で見て、その美しさに感動した♪そんな美しい光景が減ってしまうのは非常に残念でならない。
私は「竹富島・コンドイビーチのリゾート開発に反対」です。



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by hanashigai | 2015-06-03 22:00 |  └ 八重山チャージ | Trackback | Comments(4)

八重山チャージ♯2

雨の日 ♯1

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by hanashigai | 2015-05-24 23:00 |  └ 八重山チャージ | Trackback | Comments(6)

八重山チャージ♯1

2010年春を最後に足が遠のいてしまっている沖縄県石垣市の島々

そこは大小8つの島からなり八重山諸島とも呼ばれる。

この地を訪れる毎に必ずお世話になっていた竹富島の宿では、
今年のG・Wも思い思いの島時間を楽しみに御常連が集ったよう。

その御常連のお一人から「島の恵み」と題して、
竹富島沖の新鮮なモズク
ピーチパイン
そして御自身が仕込まれた自家製梅酒
をお裾分けいただいた。

撮りためた写真たち(あまりにも私的な目線かもだけど)を眺めながら、
暫くは八重山に思いを馳せる日々になりそうです、

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竹富港に着いた高速船の船内から 今から始まる島時間


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島の公衆トイレ タイルに映る色に惹かれて


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御常連さんの相棒 白砂が着いた下駄


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島の恵み 新鮮で美味しいモズク 


僕にとって貴重な島時間を写しとった一枚一枚の写真達は、
誰かに何かを伝える為の写真ではなくて、
自分自身の曖昧な記憶力を補う、
想い出の像です。

実際にこの場に一緒にいた人達が「何故にわざわざそれを撮る!?」
と云うような光景ばかりですが、
時間が経ってみると、
その一緒にいた人達も自らの想い出として共感できる写真かも知れません。

ここのブログでは「あ~あ、思い出話に火が着いちゃったんだな┐(´∀`)┌ヤレヤレ」
と思ってお付き合いくださればありがたいです。
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by hanashigai | 2015-05-12 21:00 |  └ 八重山チャージ | Trackback | Comments(4)