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カテゴリ: ├ 京都寺社めぐり( 40 )

台風21号の爪あと

9月4日の台風21号は各地に大きな被害をもたらし、京都もその例外ではありませんでした。

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その後既に10日以上経過した京都は、まだまだ各地で復旧作業が続けられており、9月14日に訪れた下鴨神社「糺の森」もその真っ最中であちこちで倒木が残り、立ち入り禁止地域もある状況です。
※下鴨神社参道・駐車場など既に復旧され安全にご参拝いただけます。

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倒木などが撤去された「糺の森」参道は、やはり無残な姿に。参道を覆う大木の多くが、倒れたり折れたりしたため空が丸見えの状態になっていて、境内東側を囲む木々も多くがなぎ倒されてしまいました。

これは人間目線を排除して言えば、森の世代交代を促す自浄作用の意味もありそう。
なぜなら「今回の台風被害=時の成りゆき」は自然そのもとも言えるから。
だけど日々手入れをされ景観を守られてきた此処の「人間にとって心地よい景観」は、そのぶん人の手が入り過ぎてるがゆえに「本来のありのままの姿」ではない「人口化した過保護な森」「脆弱な森」の姿が露呈した光景でもありました。

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下鴨神社境内の人工物はまた作り直せば良いだけなので全く深刻ではありません。
しかし倒れた巨木達を立て直す事は不可能ですから、以前の姿を取り戻すにはかなりの年数・・・すなわち若木が育つまでの数十年~百数十年~数百年単位の時間が掛かってしまいます・・・なぜなら脂ののった働き盛りの中年の樹木が居ないのです。
健全な世代交代がされる「本物の森」では幼木~老木まで居ますから、順次木々が伸び育ち、たとえ木が倒れても長い年月を掛けて朽ち、肥沃な土壌になる為の肥しになり命を繋ぐサイクルに貢献しています。
自然の森では倒木も微生物や動植物を育てるので、全く無駄無く森(環境)を創るのだけど、景観のみを優先した「人口の森」では倒木は撤去されるので、今回の台風被害の倒木も同じ運命に。
本来の森をつくる自然サイクルにそうした木々が貢献できないのが非常に残念であります。
※こんなふうに言いながらも下鴨神社と糺の森はやはり都会(京都)のオアシスであり、既に通常どうり参拝できますので、是非とも皆さまに足を運んでいただいと思います。

ここで完全な余談だけど数年前まで「糺の森マンション建設」でもめた件について少し。
その建設予定地は当時既に森でなく「アスファルトで固められた駐車場」と「コンクリート建築の神社研修施設」が整備され、その周囲に樹木がある程度の場所でした。
なので「糺の森」をうたい「環境破壊反対・マンション建築反対」を掲げて部外者がもめる事に、当時から大きな違和感がありました。
なぜなら時の現状が「既に破壊された汚い景観」なのに「それの維持」を唱える意味が本当に全く理解できなかったのです。
市条例を守り近辺の景観にも配慮した富裕層向け高級低層マンションとして整備されれば、「地域の美観確保にも貢献」し、近隣の整頓・清掃がゆき届くわけですし、さらに言えば、不動産所得税・事業税・固定資産税・都市計画税・登録免許税・所得税・法人税などなど、それまでの法人優遇措置が無くなるので、市の税収に繋がるのもメリットなわけです。
建築反対する方々が「糺の森と近隣の美観保持作業を日々されていた」・・・百歩譲って「建築予定地の美観保持活動を日々されてた」なら聞く耳持てますが、それにしたって建設予定地が汚く荒れ果ててたのは事実なのです。
マンション完成前と完成後を見比べればその違いは明らかで、今の方が格段に綺麗になったのが事実。
あの騒動はいったい何を危惧されての事だったのか?と深く思う今日この頃です。

今回の台風、我が家付近では4日の13時半くらいから徐々に風が強まり14時を過ぎる頃には猛烈に見舞われました。
窓の外は、ほぼ真横向きに雨が降り、看板やトタン板が強風に舞い、道路標識が根元から倒されていく光景。
我が家はベランダ設置のエアコン室外機が倒れ、さらに鳩除けネットを支える角材柱が折れてバタバタとあおられる状態!折れたネットが飛ばされ自室のガラス窓を割る可能性もあるので、ベランダに出てその支柱をアルミワイヤーで固定しました。
その時刻14:30くらい・・・最大瞬間風速を記録してたあたりの事です。
横開きの窓サッシなのに風圧で押し付けられ開かない!ようやくベランダに出ると強風で一歩進むのも苦労する状態!さらに自分の腕を思うように動かせないレベルの猛烈な強風での作業!
「柱を針金で巻いて固定する」ただそれだけの事が凄く難しく、油断すると風で身体が飛ばされる、そんな恐ろしさを始めて体験した次第です。
そして一夜明けて停電が復旧し各地から映像情報が入ってくると、その被害は甚大で「風」の恐ろしさを改めて知る事となりました。

十数年に一度あるか?の巨大台風に見舞われた京都、我が家近辺は14時半頃(翌11時頃に復旧)から停電になり、19時にもなると部屋の中はかなりの暗さで、20時には外も含め辺り一帯が真っ暗になり、電池式LEDランタンやLEDランプで灯りを確保しました。
その「灯り確保」時に便利だった物を紹介します。
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1画像・ライトスタンドに小型LEDランプを養生テープで巻き付けて天井に向けて灯している様子(停電当日撮影)
2画像・それの部分アップ(※後日撮影)
3画像・100均アルミ保温シートの上に置いたことで光を上方向にも拡散させている様子(停電当日撮影)
4画像・LEDランタンをライトスタンドに引っ掛けて使っている様子(停電当日撮影)

●LEDランプー=小さい・軽い・強力な光として重宝(100均にあり)
●ライトスタンド=自在に持ち運びできるので、ランタンやランプを部屋の好きな場所&高い位置に吊せる
●養生テープ=ランプをライトスタンドに固定する(100均にあり)
●カラビナ=使う時は腰ベルトループに引っ掛け、使わない時は壁かけなどに吊るしておける(100均にあり)
●結束バンド(タイラップ)=物をまとめる(100均にあり)
●アルミ保温シート=光の反射板として応用・冬は身体の保温に使える(100均にあり)
●アルミ自在ワイヤー(アルミ針金)=ランプを吊るすのに役立つ(100均にあり)
●太陽光充電式バッテリー=USB接続電源として利用

ランプを高い位置に設置して光を天井に反射させると、部屋全体に光が拡散し十分な明るさを確保できるとともに、ランプを低い位置に置くような眩しさがなくて心地よい環境を作れます。
写真撮影用機材のライトスタンドは高さが自由に伸縮するので反射具合も調節でき、また軽いので持ち運びも簡単で今回の停電では重宝しました。
普段は折りたたんで収納できるますし、Amazon等では数千円と安価ですから1~2本あると便利です。キャンプなどにも使いまわしできますね♪

写真素材のピクスタ

by hanashigai | 2018-09-18 12:00 |  ├ 京都寺社めぐり | Trackback | Comments(8)

貴船神社・七夕笹飾りライトアップ

早くもお盆を迎える夏。今年もアッと言う間に夏が過ぎていきますね。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は「貴船神社七夕笹飾りライトアップ」に行ってきました。
車移動できるのでカメラボディ・レンズ4本・ストロボ・予備バッテリーを押し込み、大きめの三脚を準備していざ♪
鳥居前の道を通る時に三脚据えて撮影中の人がいるのが見えましたが、運よく一・二人だけだったので、急いで駐車場(二時間¥500-)に車を停め、クソ重いカメラバックとクソ重い三脚を担いで正面鳥居前の参道下に来ると、既にカメラマンは居なくなってる。
これはラッキーと思うも束の間(´・ω・`)

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南参道石段下から南門までの参道全域」「本宮社殿正面区域」について【三脚等使用禁止】の注意案内が「丁寧な地図入り」で張り出されてました!!
凄くガックリきたのと同時に、その注意案内を無視して三脚撮影していた輩に腹立たしさがこみ上げてきました。
なるほど先に撮ってた輩は、禁止行為を承知でコソコソ撮ってサッと逃げたって事なのでしょう。
でも神様は全てお見通しですよ。

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さて私はクソ重いカメラバックと只の重りと化した三脚を担ぎなおし、車に戻ってその重りをフロアに放り込んでから、再び鳥居下から手持ちで撮影を開始しました。
成る程よくよく考えてみれば、ライトアップイベント開催中の貴船神社石段下に写真家が居ないのは「禁止事項」が設けられたからなんですね。
凄く残念なことですが、その原因は察しがつくので仕方ないです。

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と残念な感じ(禁止事項が残念というよりは、それに至るまで経緯と、その後もルールを守れない輩の存在が)でスタートしましたが、貴船神社詣が久しぶりなので気を取り直して石段を上り参拝致しました。

そのタイミングで運良く浴衣美人を撮らせて貰えたので、さっそく神様の御利益をいただけたようです♪
次回はそのときのショットをまとめてアップしたいと思います。


貴船神社七夕笹飾りライトアップは8/15(~20:00)で開催されています。
催しは残り期日が少ないですが貴船神社は、縁結びの神様、水の神様として知られる京都洛北の由緒あるお社であり、また周辺ロケーションも素晴らしく、特に青もみじが美しい今は、川沿いに軒を連ねる京老舗料亭の「川床」が敷かれ涼しげな風情を楽しめます。
特に夕刻以降は川床の座敷提灯が貴船川を照らし、その姿は京都洛北の夏の風物詩として美しい風景を見せます。

貴船神社七夕笹飾りライトアップ時間中は「叡電貴船口駅」から京都バスが臨時運行(片道¥160-)してるので、旅行中の寄り道でもアクセスしやすいですよ♪ 


by hanashigai | 2018-08-13 12:00 |  ├ 京都寺社めぐり | Trackback | Comments(2)

2018 冬の蓮華寺

今年初の蓮華寺参拝は大寒波の週末となりました。
残念ながらガッツリ積雪した金曜・土曜は仕事だったので日曜の朝に訪問。例の如く開門時刻に合わせて伺うと一番乗りでした♪

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この日の書院の冷えっぷりは半端なく、ヒート系ソックス二枚重ねでは10分程でギブ!車に戻って厚手のソックスも追加してようやく落ち着きました。一旦落ち着けば何時もの事ながら書院からの眺めの素晴らしさに魅了される時間に。


・・・つづきはこちら
by hanashigai | 2018-02-04 19:00 |  ├ 京都寺社めぐり | Trackback | Comments(12)

蓮華寺四季彩

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一昨年秋から昨年秋までの京都洛北・蓮華寺さんでの風景。


by hanashigai | 2018-01-10 01:10 |  ├ 京都寺社めぐり | Trackback | Comments(2)

2017秋の蓮華寺


今年も京都に秋がやってきました。私の秋のスタートは地元に近いエリアから巡っています。前回の叡電・二ノ瀬駅の次は、洛北・蓮華寺さんです。

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昨年より早い時期なのにイチョウの黄葉が随分進んでいて落葉していました。黄色い絨毯になる一歩手前な雰囲気です!もしや書院からの眺めも秋色満彩かな?


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7~8組20人程の拝観客さんが居ましたが20分もせずに私と合わせて3人に!蓮華寺さんは入れ替わりが速いので、庭を眺める位置も少し待てば移動できます♪焦らず心静かに時を待つ事ができる良いお寺です。

庭園の椛はご覧の通りまだ緑が目立つ状態。それでも風の吹きだまりに集まって干からびた落葉もあって、今年の紅葉は一気に染まる様子ではないですね。もちろん今のグラデーション椛もとても美しいです。

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色とりどりの秋!お気に入りの紅葉ショット!with ことりっぷ#紅葉と実り



by hanashigai | 2017-11-12 19:00 |  ├ 京都寺社めぐり | Trackback | Comments(4)

正寿院・風鈴まつり♯2

前回に引き続き正寿院「風鈴まつり」

数枚の写真だけを見て事前情報にしてたので来てみてビックリ!
お寺の境内に入ってしまうと、見上げる空の殆どが風鈴で埋め尽くされてるような感覚!これは異次元と言っても好いでしょう\(^o^)/

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私は鉄風鈴をベランダに吊るして夏の音を楽しんでますが、此方は硝子風鈴。

音が続いていく余韻が素晴らしい鉄風鈴とは一味違う、キレの良い爽やかな音色が魅力です♪加えて圧倒的な数があるので、一斉に鳴る時の音圧っていうのかな?とにかく迫力も凄いです。


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この日は概ね晴れ空でしたが、流れる曇のおかげで青空を取り入れたり、光の変化も存分に楽しみながらの撮影。
光を透き通らせながら涼しげな音を奏でるのが硝子風鈴の魅力ですね♪

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レベルとアングルと、さらにレンズ画角も変えながら…結構なバリエーションを撮らせて貰いました。

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大勢の拝観客さんを無理に画面から排除せず、積極的にフレーミングして場の雰囲気も押さえます。
表情をガッチリ捉えなくても皆さんの楽しい様子が伝わるように、仕草にも気を付けながらショットしました。
※浴衣美人の三人組さんがいたので声掛け撮影&掲載許可もいただきましたが、今回のポストには合わないので掲載見送りました。


それにしてもマイカーでなければ相当にアクセス不便な正寿院さんなのに、それを感じさせない大賑わいはどういう事でしょう?

鉄道最寄駅が「京阪宇治駅・JR宇治駅・近鉄田辺駅」、そこから路線バスで宇治田原町内の「維中前バス停」まで約30分、そしてコミュニティーバスに乗り換え「奥山田バス停」まで約17分、そこから更に徒歩約10分を要するので、乗り継ぎに要する時間もプラスすると決して楽に来れるお寺ではない筈…にも関わらずなのです!

ここ数年ローカル鉄道も撮るようになって知ったのが、利用客の減少に歯止めがかからない鉄道路線が多く、また一日の乗客数1000人に満たない鉄道もある事。

正寿院さんで楽しげに過ごす人達を眺めながら、ふとそんな状況の鉄道路線の事が頭に思い浮かびました。

例えば、大井川鉄道・いすみ鉄道・わかやま電鉄・九州JR、そして私の好きな長良川鉄道もそうですが、イベント列車やアイドルキャラクターが沿線住民以外の乗客、すなわち日常の交通手段としてでない乗客を呼び込むことに成功しているようです。
この例えでは沿線イベント(例えば、長良川鉄道で言えば、郡上おどりや白鳥おどり開催中は、放って置いても乗客が見込める)は入れないで、鉄道会社自らの企画で乗客を呼んでいる事に注目です。
※「いすみ鉄道」は「いすみ鉄道 社長ブログ」で社長自らが、積極的に会社の取り組みを発信されてて、とても楽しく拝読しています。

これらの鉄道会社の詳しい経済現状や企画による収益効果の割合も知りませんし、そもそも移動手段としての存在が本来の役割ですから、お寺の催しに集まる観光客と単純比較するのはナンセンスですが、それでも「近隣・沿線以外の人をターゲット」に「人を寄せる魅力つくり」を積極的に行った結果が、今の正寿院なり、例えに挙げた鉄道の賑わいなのは明らか。

正寿院で言えば、お寺が在る宇治田原町は観光客が多い地域でもなく、周辺に観光スポットが沢山あって巡りやすい等の好条件も無いにも関わらず「交通が不便な立地(しつこいって?)に、ピンポイントで大勢の参拝者が集まる事実」は、かなり衝撃的で、SNSなどの口コミ情報伝達のスピードと世界規模で情報拡散される時代の好条件も手伝ってはいますが、やはり大変に興味深い出来事と思いました。

その正寿院と人気鉄道が人を呼ぶ共通点は、ただ一点「コンテンツの魅力」であり、それは多少の不便を跳ね除ける力がある事を証明していました。

積極的に情報収集目的で訪れたのでもない中、自然にそんな事を考えさせられながら過ごした正寿院さん。
ここに来れば悟りを開けるかも知れません♪


by hanashigai | 2017-09-06 19:00 |  ├ 京都寺社めぐり | Trackback | Comments(2)

正寿院・風鈴まつり♯1 sanpo

今年の夏がはじまって、ずっと気になっていた宇治田原町の「正寿院」さんへ。
15時到着にもかかわらず、大きな駐車場がほぼ満車!ギリギリ二台停めれるタイミングでラッキーでした。

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本堂がある門をくぐると、すぐに圧倒的な数の風鈴が出迎えてくれます。
風に揺られてキラキラ鳴る風鈴の音と、そよぐ風が心地よくて、これは長居してしまいそうな予感♪

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お寺の庭を駆けていく夏風に、風鈴の短冊が踊り、音色を響かせ、目と耳の両方を楽しませてくれる♪とても素敵な空間です。

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そして撮っても撮ってもキリがない、そんな楽しい正寿院さんの「風鈴まつり」です。


ここ正寿院は800年程前の創建と伝えられる、高野山真言宗のお寺さん。

その歴史を伝えるのが御本尊の十一面観音菩薩像、と仏師・快慶作とされる不動明王坐像です。
ただし御本尊は秘仏(50年に一度の開扉)なので普段はそのお姿は見えません。
それでも観音様を心で感じながらお参りをしたいですね。

正寿院さんの拝観では御住職の説法も授けられ、お茶とお菓子で接待くださるそう。さらに本堂でヨガ体験などの催しを企画されたりと、人気の理由は、ハート猪目窓・天井画・風鈴まつり等だけでは無いのが理解できます。

柔軟な発想で時代に沿った催しの数々、大変魅力的だと思いました。

晴天・土曜日も影響してか?本堂拝観は16時前でも長蛇の列、きっと客殿も・・・と言う事で、今回は「風鈴まつり」に集中して、次回の訪問時に合わせてじっくり拝観したいと思います。

町役場近所で、改めてナビで近隣施設検索すれば簡単に見つかるだろう…と、気安く思ってたらかな~り手間取りました(汗)
宇治田原町は約35年前(高校時代)に1、2度程訪れたきり(その時は電車とバスを乗り継いで片道2時間半以上の道のり)、改めて来てみると当時感じていた以上に町の規模が大きい事に驚きました!
ふつうは逆ですよね。
盆地の地形ですから目の前に見えている集落だけが、宇治田原の町と思い込んでいたようです(笑)
あの頃は何もかもが青かったンですね~。


by hanashigai | 2017-09-04 19:00 |  ├ 京都寺社めぐり | Trackback | Comments(2)

五月の蓮花寺

五月の蓮華寺を訪問しました。

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秋にイチョウとモミジの黄葉で迎えてくれた石畳は、この日は青モミジと木漏れ日の共演で如何にも初夏の様相に。
門をくぐると若葉のフィルターを通した優しい緑色の光が、瞳を潤します♪

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この白い花は何だろう?蓮華寺さんは植物の種類が大変多く、季節が十数日前後するだけで咲いてる花や草木の茂り具合や色合いが全然違います。
それらの殆どが自然に生え育ち増えていった植物なのだそうです。

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この日のテーマは「新緑の光」
薄い雲がデフューザーになりギラギラの陽射し一歩手前のライティングだった事に助けられ、葉のハイライトをギリギリ残して露出しても、輝度差が大きい書院の中の光を上手く捉えてくれました。※ただし撮って出しの写真ではありません。
こんな場面でシルエットをシルエットとして捉え、風景の印象を濃厚に残せるのは画像や映像を写しとめる機械があってこそですね。
個人的にはレンズを通した景色の方が、自分の眼で観た時よりも美しい情景だったと思っています。

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この日のメインレンズは「SIGMA15-30/3.5-4.5」
超音波モーターも手ブレ補正も搭載されてない型遅れの超広角ズームですが、満足な写りをしてくれました♪

新緑写真&お気に入りのお出掛けスポット!
by hanashigai | 2017-05-29 19:00 |  ├ 京都寺社めぐり | Trackback | Comments(8)

新緑の東福寺へ

最高気温が31℃に迫ろうかと云う夏日に、涼を求めて東福寺さんをお参りしました。
先ずは青もみじの海に向かい日下門から臥雲橋に歩きます。
臥雲橋まで青もみじのトンネルが陽射しを遮ってくれとても涼しい♪
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午前中に訪れれば人も少ないけど、今日は臥雲橋から空の青も撮りたかったので午後からと決めていました。
そんな事よりも昨年の今頃なら観光客はまばらだったのに今季は結構な人です!ようやく青もみじの美しさも周知され始めたのかも知れませんが、個人的には「せめて新緑から夏は京都人に楽しませて」と密かな気持ちが(笑)
まぁ、それでも秋の超大混雑とは比較にならない程に空いてますから十分に楽しめますけどね。

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秋は黄から朱まで幾重もの色に包まれる此処、今の季節は緑一色に染まります。
木の種類による濃淡の差はあれども視界一面が緑色に統一されてとてもダイナミックで爽やか。
その色が瞳に優しくも鮮烈な新緑色なのですから、僅かな時期だけに観れる四季彩を有難く愛でさせていただきました。

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通天橋は御覧のとおり人がまばら!もちろん今の時期でも常にではなく丁度そんなタイミングでした。
此方から臥雲橋を眺める・・・正確には臥雲橋を撮ると空は真っ白になるけど、それは承知の上なので眺めを楽しみながら開山堂に。
開山堂はお堂と庭園を眺める方々で普門院の廊下(縁側?)に人がびっしり!此処は腰を下ろしてじっくり過ごせるので人気なのです。
私は早々に次の目的地へ。

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せっかく東福寺に訪れたなら是非とも拝観したいのが東福寺・方丈です。
方丈は明治14年に焼失し、それから9年を経て再建がされ今に至ります。
方丈を囲んで東西南北に配置された庭園は再建後から更に年月が経った昭和14年に完成。

なるほど!あまりにも有名な方丈のモダン庭園は、その造園された時代背景を想像すると、庭師の前衛的な解釈や試みが許され、それを思う存分に表現できるタイミングだったのかも知れません。
私が述べるのもおこがましいですが、もちろん闇雲にデザインしたのではなく、全ての造形に仏教を表現されているのは云うまでもありません。
そして独特の佇まいから日本モダニズム庭園の先駆的存在に捉えられおり、世界的にも有名だそうで、そんなお庭が身近にあるのは幸運なことだと思います。

前知識無しに庭師の解釈・想像・意図した表現を感じるのは、私では全く精進が足りていませんが、意識して拝観する事で観えてくる世界があるかも?なんて、そんなふうに思いながら東福寺方丈の庭園を拝観しました。

なんでもそうですが物事は到達点が同じでもアプローチが全く同じとは限りません。
むしろ千差万別です。
それぞれが選んだ道を進んで、その道中で経験を積み目指す場所に辿り着けば好いと思っていますし、また辿り着けなくとも、目指したか?意識したか?は、自分に取って重要なプロセスです。

新緑の東福寺で、今年も素晴らしい時間を過ごしたと実感いたしました。


by hanashigai | 2017-05-24 19:00 |  ├ 京都寺社めぐり | Trackback | Comments(6)

洛北雪化粧


日本全国で寒波となった先週日曜日は、朝イチで蓮華寺さんの拝観をしてまいりました。

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開門09:00の少し前に到着すると開門待ちの拝観者が既に二名!僕は車の中で待機して09:00ジャストに門をくぐりました。
門から敷地に入ると気温が少し低いような・・・冷蔵庫を開けた時、冷気が肌に当たるような感触に似てました。
さて雪化粧された庭園はどんな様子でしょう?


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拝観料を納めて書院に上がると空気が一層冷えていました。
予想どおり暖房は一切ないのでキンキンです(笑)このキンキンに冷えた書院から庭を眺めたかったのでムフフなのでした♪
早速靴下を重ね履きして防寒対策、上はヒート系インナー+裏ボアパーカー+モコモコのジャケット・・・それでもめっちゃ寒~い♪♪
先に入られた方々は既に撮り始めていましたが、先ずはお気に入りの場所に座して書院と雪化粧の庭を眺めて過ごします。
「拝観のついでに撮る(建前ではありますが大切な気持と考えてます)」と云うスタンスになるように逸る心を落ち着かせるのです(笑)
15分もすると拝観者が増えてきたので私もいよいよ撮影に\(^o^)/
雲に日光が遮られフラット気味の光、あえてギリギリ暗く撮ってます。


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閉められた障子に朝の光が射して美しい陰影を作り出しました。
雪化粧された庭に直射する光は眩すぎて直視できなくても、障子から透ける光と影はなんと美しいこと!たまりません。
そうこうしてると奥さんが写真の写りを気づかって下さり、此処の障子も開けてくださいました。


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障子戸が開けられると一気に風通しが良くなって書院は更に冷え冷えに♪
ちなみに障子戸を閉めてる理由は「吹き込んだ雪が畳を痛めるから」だそうで室内保温の為ではありません。
蓮華寺さんらしいと思いました(笑)


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雲間から太陽が顔を出すと雪が光を反射して書院を明るく照らします。
上の写真は無理に明るく撮ったのではなく、ハイライトが破綻しないようにギリギリ露光した結果です。
庭に射し込んだ光が良いバランスで書院の中に拡散し、肉眼で見える雰囲気にかなり近く撮れました。
夏はグリーン光、秋はオレンジ光に染まる書院の漆喰壁、雪が照らし出す光はナチュラルな色味で、実際には吐く息が白くなる程の空間なのに、春や夏や秋よりも柔らかさや暖かさを感じる光なのが不思議ですね。



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次々に訪れる拝観客で混雑してきたので今回は早めにおいとましました。
それでも二時間半は過ごせたので満足です♪
門を出ると蝋梅が咲いてるのに気づきました!もう花の季節がやってきているのですね!?
そして雪の中に滲むパステルイエローに眼が止まります!散った花びらに雪が薄く積もったようで、まるで蝋梅の黄色い色素が雪に染みこんだよう。
淡く繊細な美しさを発見して得した気分でした♪


by hanashigai | 2017-01-18 19:00 |  ├ 京都寺社めぐり | Trackback | Comments(14)