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海津大崎桜#2

海津大崎を訪れた最大の目的は夜桜。満開から数日が経過してたので、上手くいけば夜桜の飛花もイケるかもと淡い期待もありました。

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今回は湖と街灯りも構図したいと考えていたので、立ち位置はおのずと決まってきます。そこに強すぎず弱すぎずの風がレンズ方向に吹き、その風に乗った花びらがある程度舞い上がってくれないと良い感じに撮れません。
またストロボ設定も重要で、風の強さと舞う花びらの量によって一回発光か?連続発光か?を考え、花びらまでの距離・レンズ画角・ストロボ照射角・発光出力・連続発光なら発光間隔と発光回数、それらに空の青が残せる背景露光量(時間帯)も考慮しながら臨機応変に設定します。
19時前から20時過ぎまで粘って、あれこれやりながら撮れたのが上です。

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上は驚きの光景!湖からの突風に来た道を振り返ったら、それを受け激しい花嵐になった時のショットで、自分が此れまで見てきた中で過去最大に激しい桜吹雪でした。
全てのカットでピント距離が少しづつ違うのは「花びらが多すぎて何処を撮れば良いか?」の判断に迷ったからです(汗)
この時の眼に見えた周囲の明るさを再現したのが3段目の画像。かなり暗い状況の中なか、花びらが標識などにバチバチ叩きつけられる音が凄くて、それも人生初のことでした。

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怒涛の花嵐が過ぎ去ると道路や湖面には大量の花びらが散り積もり、今年の桜が終演間近であるのを告げています。
儚くも美しい花の宴でありました。


海津大崎としての桜並木道の歴史は1936年6月(昭11)に大崎トンネル完成記念として海津村(現・マキノ町)が植樹をしたのが正式な始まりだそうですが、桜並木誕生のきっかけは村が植樹するのを遡って約5年前、当時の滋賀県高島地方事務所に勤める一人の修路作業員が、若木を自費で購入して自ら植えた事から始まります。
その彼は重労働であった海津の湖岸道修路作業に日々携わりながら、自らの癒しの為に桜を増やしていく中、やがてその気持ちは此処を通る人々を桜並木でもてなしたい思いに昇華していったのです。
植樹3年後に彼の桜が花をつけると、それを観た村の青年団も彼の活動に賛同して植樹に加わるようになり、最初の桜並木が誕生します。そして桜植樹・保護活動は海津村、後に現在のマキノ町と受け継がれた事で、今の素晴らしい桜並木へと成長しました。

海津大崎桜にはそんな素敵な歴史がありました。

毎年しつこく書かずにいられないのが桜並木や桜公園の存在について。
特にソメイヨシノは自生木ではなく、接ぎ木から造らなければ生まれない種ですから、全てのソメイヨシノは誰かが植えて育てたもの。その事はソメイヨシノの数だけ桜物語が存在しているという事です。
桜を通してそんな桜物語を見ている事に気付かされ、私はそれに出会うために桜を撮り続けているのかも知れません。断片的でも片鱗でも桜物語を知る事で、桜はもちろんその地域の魅力にも気づかされ、そして少しだけ桜と親密になれた気持ちにもなります。
海津大崎にある樹齢80年を越えるソメイヨシノ。その木は海津大崎桜の切っ掛けとなった修路作業員・宗戸清七氏が植えられた桜かも知れません。再訪の際には是非ともその桜に会ってきたいと思ってます。


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by hanashigai | 2018-04-24 12:00 |  ├ 滋賀・奈良・関西 | Trackback | Comments(8)

桜と鉄道の風景#6(樽見鉄道)

日が落ちた直後、再び谷汲口駅に戻ってきました。昼間は暑くて半袖Tシャツで十分だったけど、山裾の駅は一気にひんやりした空気に包まれます。用意してきた上着を羽織って夕方撮影の開始。
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汽笛を響かせて入線したのはタルテツカラーの車両。ハイビーム前照灯が凄い存在感を放っていました。この時間、此処から樽見方面に向かう乗客はゼロで、昼間の賑わいを過ごした後ぶん少し寂しい風景でした。でも普段のタルテツ風景が此れなんですね。

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そして数分後に来た大垣方面行には駅で待っていた二人が乗り込みました。やはり降りる人は誰もいません。駅を出発した車両がカーブの先に消えるのを見送って、桜の谷汲口駅撮影は全て終了。この駅で充実の一日を過ごした事に感謝です。

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そして夜鉄撮影へ。前回の夜鉄撮りは水鳥駅でしたが今回は高科駅へ。まだ明るいうちに両駅の下見して決めました。三脚にカメラを据えて暫らく待っていると、谷汲口駅で見送ったタルテツカラーが折り返して入線。車両形式とかは分からないけど、今回はこれをたっぷり撮れたので大満足♪

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そして樽見駅行きも到着。夜空を広く入れて銀河鉄道チックに。一回だけ汽笛を鳴らして終点駅に出発しました。ディーゼルエンジンが唸って徐々に速度が乗ると、急に唸りが止み静かになってガタン、ガタンと進んでいきます。そして車両の気配は川音に紛れていき、踏切の点滅を越えて赤色ランプが小さくなって、やがて根尾谷の闇に包まれてしまいました。一日を過ごした樽鉄沿線なのもあってか、その様子がたまらなく切なく郷愁を誘い、余韻に浸りながら川音を聴いていました。

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いよいよ此の日最後のショットは、22:38樽見駅発~本巣駅行の車両。木知原駅近くのコンビニ駐車場から店の窓灯りで撮ってます。もちろん最後に狙ってたので、絶妙のタイミングでちゃんと買い物を済ませてから数十秒待って撮ってます♪
ここは二年前の秋に並木と線路の盛り土を偶然に見て、それを切っ掛けに私の樽見鉄道通いが始まった、そんな思い出の場所なのです。


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by hanashigai | 2018-04-17 12:00 |  ├ ナガテツ・タルテツ | Trackback | Comments(6)

京都の桜 祇園白川らへん 

もう既に初夏を迎える準備の此の一帯。今年の桜風景も見事でした。
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今年も祇園白川ライトアップの催しは開催されませんでしたが、それでも十分に夜桜花見を楽しめます。
この界隈には料亭などのお店が川沿いに立ち並んでるし、また生活道路なので街灯もあり今でも十分に明るいのです。
一昨年までの大混雑が解消されて本来の風景に近づいて来てます♪



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by hanashigai | 2018-04-13 12:00 |  ├ さくら京都 | Trackback | Comments(4)

今年の桜♯2

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昨年見つけたここの桜も見事に51年目の満開を迎え、見事な咲きっぷりで出迎えてくれました♪
車で通り掛かりに立ち寄った親子連れ、娘さんが熱心に写真を撮ってます。
そんな光景も嬉しく眺められるのが「写真を撮る眼になってる時」の私です。

所で此の桜、何本かの支柱で大きな枝を支えてる桜・・・の筈ですが、受けの縄が外れて枝がズレてたり、受けが朽ちてしまったりと既に殆どが支えになっていない事。
御高齢のおばあちゃんなので御自分では当然直せないし、なんとかしたいのだけど余計なお節介かなぁ。

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毎年撮っている「祇園枝垂れ桜」は今年のライトアップ(かがり火)期間中に満開になりませんでした。
なので今年はライトアップされてない夜桜。
でもしっとり妖艶な姿がとても美しいです。

私が薄暗い桜を撮ってると何人かの観光客さんに「これライトアップしてるんですか?」と尋ねられました。
事情を説明すると落胆される方ばかり。
なので撮影後のプレビューを見て貰うと、脅ろきつつも同時に凄く喜んでくださいました。
満開の祇園枝垂れ桜が眼の前にあるのにガッカリしてしまうなんて勿体ないですもんね♪

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京都市内の桜が見頃を迎える頃に鴨川を散歩。
この時期に此処を歩いたのは初めての事で、河川敷で皆さんそれぞれ桜(春)を楽しんでる光景を眺めてると、此方にも嬉しい楽しいが伝染してきます♪

桜のトンネルをサイクリングの外国人家族が気持ちよさげに駆け抜けていきました。

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これも鴨川の河川敷。
近所の方々でしょうか?こんなロケーションで花見が出来るなんて羨ましいなと思いながらショット。
数年前なら絶対に撮る事は無かった光景ですが、最近は日本の桜風景の一場面として好きになりました♪
ただし河川敷をブルーシートで埋め尽くして、大勢で騒ぎまくるような集まりには眉をひそめる事になりますけどね。

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今年最後の桜は高野川の桜並木で。

此処は移築した区役所への交通利便性向上の為に、新たな道路橋梁を架ける工事が行われています。
此処から160m先にも既に橋があり、それを使って対岸に行く場合と比べて約320mが短縮できるだけなんですが・・・。
もう少し工事が進めば数本の桜は切られてしまうでしょう。
植樹から30年は経ってる円熟期を迎えた桜、これから益々美しい桜風景になった筈ですから残念でなりません。

来年は絶対に撮れない姿ですから、此処の桜の思い出に感謝しながら写真を撮りました。



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by hanashigai | 2017-05-14 19:00 |  ├ さくら京都 | Trackback | Comments(6)

今年の桜♯1

GWを終え季節は初夏に。
晴天ならば陽射しの強さを肌に感じるようになり、いつのまにか春が過ぎてました。
近所の田んぼには水が張られカエルの合唱がとても心地よいです♪

そんな夏に向かう季節ですが「今年の桜」を今更まとめました m(__)m
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スッキリ晴れ空だった印象が殆ど無い今年の春(桜の季節)
むしろ雨が多かった気が・・・それでもカメラを持っていれば、その時にしか撮れない風景に出会えますね。

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「綺麗なお姉さん」ばかり撮ってた昨年と違い、今年は他のテーマを持って桜を追いかけていました。
でも観光地で桜があれば「綺麗なお姉さん」もいらっしゃる訳で、脇見しないようにするのは難しいですね。

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雨のアスファルトに落ちた花びら。
よく観察すると薄ピンクの花弁にまじって、完全な透明の花弁まであります!
色素だけが抜けて花弁の形はしっかり残っているのが、美しくも不思議な物でした。

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長年続いた「祇園白川の桜ライトアップ」は今年中止に。
イベント中止って事態は大変に残念な事ですが理由を知れば仕方ないですよね。
でも実はこの界隈、街灯りだけでも十分に夜桜が楽しめて、むしろ本来の美しさが戻った気もしていました。


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by hanashigai | 2017-05-10 19:00 |  ├ さくら京都 | Trackback | Comments(14)

京都てくてく桜散歩 sanpo

始まりが遅かった今期の桜、京都は満開になったのも束の間、あっという間に散り始めに差し掛かかっています。
今年は早朝と夜をメインにしたので日中は殆ど撮ってませんが、その分は一日の空き時間をまるまる歩いて濃厚な花見散歩をする事に♪ 
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そんな一日を使っての桜散歩。
今回は神社仏閣のあるこれぞ京都っていう場所は控えめに、日常を感じる桜風景を撮りたくて、そこで決めたテーマは「橋がある桜風景」です。※と云いつつ欲張りに「Kyoto code」も狙っています。
桜と橋梁が個々に主張し過ぎないで、双方がお互いを補完しながら季節の風景を完成させているような、そんな風景を求めてさまよいました(笑)

昨年も書きましたが、街の桜は人々の暮らしに寄り添うように咲いているのが印象的です。
例えば桜並木が自然にできる訳はないですから、それら桜風景は多くの人の手によってつくられた風景。
今、京都の町なかで美しく春の宴を演出してくれる桜たちは「皆が喜ぶ姿を楽しみにしながら育ててくれた」人たちが居られたからこその風景。
満開の桜を眺めているとそんな方々の気持ちまでも見えるようでした。

今回の京都桜散歩、終わってみれば徒歩で10時間程の行動となり相当に疲れましたが、それに見合う大満足な一日となりました♪
人影や橋梁以外の人工物も積極的にフレーミングしてますが、現代の京都桜風情を感じていただけたら嬉しいです。

京都の桜は早くも終盤に差し掛かりつつありますが、名残惜しいのでもう少しだけ桜撮影を楽しみたいなんて欲張りに思ってます\(^o^)/


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by hanashigai | 2017-04-12 19:00 |  ├ さくら京都 | Trackback | Comments(20)

京都の桜、はじまりました♪


数日まえまで咲き始めだったところが此処二日間の暖かさで一気に五分~満開に!

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京都の町には都市の雑然とした日常風景の中に、京都(主に歴史)を強く感じさせられるキーワード的な京都感風景が乱雑に点在していて、
見ようによってはバランスが取れていない中途半端な景色なのですが、ふとした瞬間や何かと何かが合わさって見えた時に、
アンバランスだった風景から強烈な京都感が放たれている事に気付きました。

その京都感を更に掘り下げて考えてて思い浮かんだのが「kyoto code」 と云う言葉。
それは広く一般的に認められた慣習的な意味の「code」と暗号的な意味の「code」です。
単なる綺麗な桜風景を撮るのではなく「kyoto code」を考え発見しながらの桜の季節となりました。

今年はエリアは同じでも、木によって咲き進みのばらつきがあるのと感じてるのは私だけでしょうか?
それこそ隣同士でも咲き加減の差が大きいのが目立ちますが、時間差があればそれだけ長く桜時間があると考えて、見方を桜に合わせて楽しみたいと思ってます。


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by hanashigai | 2017-04-07 19:00 |  ├ さくら京都 | Trackback | Comments(16)

只今準備中

ようやく咲き始めた京都の桜。
まだまだ蕾が多くて咲き始めの木が殆ど!
「只今準備中」の桜たちだけど、私はこうやって待っている時のワクワク感が凄く好きです♪

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週間天気予報を確認すると今週は日毎に気温がグングンあがるみたいで、一気に咲いてしまうのかも知れない。
ゆっくり、のんびり咲いて欲しいな。


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by hanashigai | 2017-04-03 19:00 |  ├ さくら京都 | Trackback | Comments(14)

桜美人とおかめ桜

3月下旬を迎え彼方此方から桜の便りが届きはじめ、そして京都にもようやく桜色の春がやってまいりました。

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ピンクのおそろいコーディネートで桜に会いにいらした桜色の御二人。そんなふうに桜の季節を楽しんで素敵ですよね~♪御実家は愛媛との事ですが二人とも関西で暮らしてるそうなので、また京都のソメイヨシノを桜コーディネートでお花見してくださいね。

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デジイチで撮影をしてらした桜美人。お声掛けして数ショットを♪桜の華やぎに負けない美しい御二人ですね\(^o^)/
もしや双子さんでしょうか?綺麗なお嬢さんがお二人も家にいるなんて羨ましいですね~♪

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町の街灯が点き始めた時間、ひっそりし始めた此処にまたも桜美人が!遅い時間だと他に花見客がいなくなるので、フレーミングに自由が効いて良いです♪いろいろポーズに答えてくださって楽しいひと時でした。

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17時過ぎに到着しても大勢の人で賑わっていた川端今出川(出町柳)の長徳寺さん。
理由は門前のおかめ桜が満開で見頃を迎えてるためです。
19時前にもなると暗くなる空に合わせて賑わいも消え、一人でゆっくり撮る事が出来ました。


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by hanashigai | 2017-03-30 19:00 | 美人写真 | Trackback | Comments(22)

桜の準備はじめました。♯3

毎年同じような光景を撮ってしまう桜ですが、改めて見直してみると、場所も天候も時間も様々で、花の種類も多くて、意外にバリエーションが撮れてます(笑)
それに加えデジタル時代の現像・加工で様々な表情への変化もたのしめるから桜をやると本当に切りがないです♪

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初桜・夜桜・桜雨・夕桜・夜桜・花冷え・桜吹雪・花嵐・花風・朝桜・桜狩り・花衣・花人・花の露・詫桜・桜守・桜流し・花見・鑑桜・花時・花盛り・花守り・飛花・しべ桜・花霞・徒桜(あださくら)・夢見草・桜雲(おううん)・花曇り・花屑(はなくず)・花明かり・花雫・花筏(はないかだ)・花影・零れ桜・里桜・花の雪・残桜・残花・葉桜・花筵(はなむしろ)

日本には沢山の桜言葉があって、その言葉の情景を想像してみるだけで幸せが溢れるような、時には切ないような何ともいえない気持ちになります。

が更に思い返していくと、僕には「桜」に特別に思い出深い何かがある訳では無いと気づきました。
余りにも身近にあって春が来れば勝手に咲いくれて、誰でも楽しめるのが当たり前な存在すぎるのでしょうね。

そこで、もし日本が桜の無い国だったなら、春と桜がセットでなかったら、もしくは咲かなくなってしまったら・・・と想像したら!!

なるほど桜の咲く春そのものが日本にとって特別な存在なのですね。

そんな桜の季節、もう間もなく始まります♪


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by hanashigai | 2017-03-16 19:00 |  ├ さくら京都 | Trackback | Comments(18)