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有松山車まつり♯5


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祇園寺を出発した山車は有松鳴海絞会館前の「からくり競演」、松の橋(曳行する東側の橋)で「車切り」を行います。
写真は全て曳行の様子ですが、提灯を揺らしながら進む山車は力強い迫力と優雅さを兼ね備えていました。

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有松山車まつりの夜の部曳行では見物に来た幼い子供達も含め、だれでも飛び入り参加できます。
その事が此の祭りを数十倍も魅力的な光景に仕立てていると感じました。
神事として執り行われる祭と、人々が楽しみに参加できる行事を設ける有松山車まつり、大変に素晴らしいではありませんか♪
山車に繋がれた太くて重たい綱を初めて持ち上げた時の感触、子供たちはどんなふうに感じるのでしょうね♪
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山車が東向きに引き返して山車の車庫前に差し掛かると、楫方と関係者が揃って祭の無事を労い称えあっての一本締め。
「二車分かれの義」です。
此処で別れた山車はそれぞれの車庫に収められ、有松山車まつりが終わっていきました。
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山車の祭提灯に魅かれて見物に来た有松山車まつりでしたが、此処で過ごし見て聞いて体験した数時間は、とても充実した思いで深いひと時となりました

「有松天満社秋季大祭(有松山車まつり)」は愛知県緑区有松の旧町内(東町・中町・西町)有松東海道で開催される祭礼で市指定無形民俗文化財。※三基の山車は市指定有形文化財。
前夜祭・本祭(昼の部)・夜祭(夜の部)からなり、前夜祭と本祭は神事、夜祭は祭り行事として一般の方も参加して楽しめる。
祭りに曳き出す山車三基(1803~44年頃建造の唐子車・1873年建造の神功皇后車・1891年購入の布袋車)には曳行する楫方の他に囃子方が乗り込み、優雅なお囃子演奏がされ「からくり人形」の「からくり」も披露される。
有松は江戸時代に絞り染めの産地として栄えた地であり、その繁栄ぶりを伝え残す商家の町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、手仕事で造られる「有松絞り」は国の伝統工芸品である。
「美しい町・有松絞り・有松山車まつり」と見所満載に楽しめるのが10月第1日曜日の有松なです。


by hanashigai | 2017-10-17 19:00 |   └ 東海北陸の祭り | Trackback | Comments(8)

有松山車まつり#4 猩猩(しょうじょう)

ここで有松山車まつりに現れる神様のお話しを。
有松天満社秋季大祭の昼の部には「天狗」と「猩猩(しょうじょう)」が出現します。
天狗は皆さんよくご存知と思いますが、猩猩は如何でしょうか?
※私は有松祭で遭遇したものの帰宅後に調べてみるまで、何の神様かを存じておりませんでした。能の演目に登場するらしいので詳しい方はおられるかも・・・。
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有松山車まつりの猩猩さま(と天狗様)、もちろん福の神であるのは言うまでもなく、子供をみつけると手に持った団扇で頭を優しくポンポン撫でて、無病息災を願いお祓いしながら練り歩きする様子が見られます。
でも幼い子供達にはとても恐ろしい存在のようで、猩猩が近づいてくると小さな子供の殆どはワンワン泣きながら親の後ろに隠れてしまうか逃げ出してしまう始末…2メートル超の巨体で、猩猩さまについては「だらりと伸びた赤い髪の間から赤ら顔でカッと見開いた瞳、歯を食いしばった独特の表情」で見つめられたたま近づいてくるのですから、そりゃあ怖いでしょう♪このビジュアルでは仕方ないです(笑)

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猩猩さまも日本各地の伝説や昔話に登場し、山に居いれば海にも現れたりと、かなりアクティブな神様。
といっても古くは神様ではなく物の怪の類だったようで、歓迎されるよりは災いの元のような捉え方をされていた様子。

そんな猩猩さまも過去には七福神の一人になっていた経歴もあり「大酒のみであるからにして全身が真っ赤に染まっている姿格好」は、よくよく見れば愛嬌があり親しみを感じる神様に見えてきます♪
夜の部で遭遇するのを楽しみにしてたのですが「昼間でもガン泣きする子供が続出」なのですから、流石の神さまも自粛されてるんでしょうね。

ウィキペディアで猩猩を調べてみるとズバリ「有松まつり」の猩猩さまが写真で登場しているのでなんだか嬉しいです\(^o^)/特に東海地方の祭りによく出没するらしいので、また遭遇できれば良いな~と思ってます。


by hanashigai | 2017-10-13 19:00 |   └ 東海北陸の祭り | Trackback | Comments(4)

有松山車まつり♯3

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山車に祭提燈飾り付けが完了すると「夜の部」がスタート。
空の青と提燈の灯りのコントラストが美しい時間帯。
とても幻想的な風景がありました。

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それぞれの町の囃子方の列が「笹提燈」を掲げ東町を出発して、山車が待機する西町の祇園寺前を目指します。
山車に到着するとそのまま山車の周りを3周してから囃子方が山車に乗り込みました。「囃子込み」です。

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さあ、いよいよ山車が動き出しました。
200個以上の祭提燈で飾られた山車は、お囃子を鳴らしながら西町に向かって曳かれて行きます。


by hanashigai | 2017-10-10 10:10 |   └ 東海北陸の祭り | Trackback | Comments(4)

有松山車まつり♯2

17時前後「夜の部」準備が始まりました。
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各山車の前に整然と並べられ飾り付けを待つ祭提灯たち。
この様子はなかなか圧巻で、祭の関係者の方々もご自分のスマホで代わる代わる撮られている程の光景なのです。

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祭提灯の蝋燭に点火がされると祭衆の手により提燈が次々に飾られていきます。
青い法被の方々は祭を手伝うボランティア(?)さん。
祭行事中の山車に直接触れるのは禁じられているそうですが、本物の火を扱う提灯飾り付けを円滑無事に終える大役を担ってます。
祭り全体を眺めればその役目は裏方なのですが、彼らなくして祭の成功はあり得ません。
皆さん本当にご苦労様でした。

そうそう、中町「唐子車」にはとても綺麗な女性の囃子方さんもいらっしゃいました。朱い鼻緒の祭草履も可愛いです♪

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私が「有松天満社秋季大祭」に興味を持ったのは、夜の部の山車がきっかけです。
個性的な祭提灯で飾られる山車の姿に…いや、もっと云うと、今時には珍しく蝋燭で灯される美しい提灯に一目惚れしてしまい、直に観てみたいと思わせられたのです。

念願叶って有松山車まつりに来て、提燈の幻想的な灯りと観れば観るほどに個性的な意匠に惚れ惚れしました。

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三基それぞれデザインが異なる祭提燈のなかで、特に青赤波模様が描かれた東町「布袋車」祭提灯の「青色」に心惹かれました。
柄も凄く珍しいと思いますが、白い顔料を混ぜて発色させたような鮮やかな水色を彩色した此の提燈に、私の固定観念は崩され衝撃的な光景だったのです(笑)

優しい灯りが眼と心を癒し潤してくれる僅か1カンデラ(1candle)の灯りたち、いつまでもロウソクの灯りを守り続けて欲しいですね。

余談で尚且つ断言はできませんが、この有松山車に飾られる祭提灯の様子、もしかすると手漉き和紙が用いられてるかも知れません!和紙の産地が近いのも影響してるかも?と妄想がどんどん膨らんでいきます\(^o^)/


by hanashigai | 2017-10-06 19:00 |   └ 東海北陸の祭り | Trackback | Comments(8)

有松山車まつり♯1

10月1日に愛知県名古屋市緑区の有松で執り行われた「有松天満社秋季大祭・有松山車まつり」は(も)、下調べをろくにしないで現地入りしたので「何の神事が執り行われてるか?」」は、この回想追体験記を書きながら理解している始末(汗)そもそも此の祭りを知ったのも昨年秋祭り後の事なのですが、よろしくお付き合いください。

現地到着したのは13時過ぎ、祭りの「昼の部」が終盤を迎え、その見所の一つである「三町山車の車切り(しゃぎり)」の真っ最中!当然ながらそれなりの人集りなので先ずは遠目に観覧しました。
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からくりを披露した後に「楫方衆(かじかたしゅう)」が山車の片側を持ち上げてグルッと回転させるのが「車切り」。
歓声をうけながら三基の山車が順番に「車切り」を行っていきます。
「車切り」を良い位置で観覧・撮影するには予め場所取りして置かないと難しそうですが、きっと何処のお祭り観覧でも多かれ少なかれありそうですし、今回は遠目でも観覧できて良かったと思っています。

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三基の山車は町ごとに異なり、当然それぞれの町衆が自分の町の山車で有松まつりを奉納します。
多くの皆さんは御存知と思いますが、此処は「有松絞り」の町ですから祭衆の皆さんは、半被にせよTシャツにせよ、個性的な絞り柄の衣装が素敵でした。
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楫方衆が腰に巻いてる白地に点々の「さがり」のような物は「はちまき(手ぬぐい)」を束ねてぶら下げています。
これは祭りの最中に知り合いや観客に進呈するようで、ご利益ありそうですね~。僕も祭りの終わり間近に一つ頂戴できました\(^o^)/

「出立ちの儀」から始まる「山車まつり・昼の部」は、有松の街を山車が曳き流し「からくり奉納」「車切り」を各所で行いながら有松天満社を目指します。
町の西側にある祇園寺前で「三町山車のすれ違い」と「からくり奉納」を終えると「昼の部」のクライマックス。
集結した三基の山車の祭り衆が太古を鳴らしながら有松天満社を目指して走り込み、祭りの安全祈願と祭奉納「総参り」が執り行なわれ、秋季大祭の神事としての祭礼が全て終了となります。

by hanashigai | 2017-10-05 19:00 |   └ 東海北陸の祭り | Trackback | Comments(8)

有松山車まつりに行ってきた。

10月1日、昨日の事ですが「有松天満社秋季大祭・有松山車まつり」に行ってきました。

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撮影した写真にざっくり目を通して、先ずはエピローグ写真を選んでみました。
今後暫く「有松山車まつり」のポストが続きますが、どうぞ宜しくお付き合いください。


by hanashigai | 2017-10-02 19:00 |   └ 東海北陸の祭り | Trackback | Comments(10)